THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

ファイトスタイルを迷った時に必要なコンサルタント能力

2007-08-23 00:19:07 | Weblog
例えば、自分が見てる選手から相談を受けたとします。その内容は

「俺サウスポーなんですが、今どんな闘い方にしようか迷ってます。

どうしたらいいですか?」

こう相談を受けたとします。その時のコーチがしては行けない、返答
は、「自分のしたいスタイルで闘えばいいよ」これが一番ダメな回答
です。

僕だとすると、ジェロムレバンナ、ミルコクロコップ、サムゴー、センティアノーイ
この4選手の中でどのスタイルで行きたい?と実際にこの4選手のビデオを見せて選ばせ
ます。

ジェロムと答えた選手は、パンチ主体のスタイル。
ミルコと答えた選手には、蹴り中心のスタイル。
サムゴーと答えた選手は、ムエタイ寄りで蹴り中心。
センティアノーイ(山本キッド選手がタイに渡り武者修行してるジムの会長。
         往年の名選手。サウスポー)
        と答えた選手は、軸足払いなど深くムエタイを教える。

これが、コンサルタント能力だと思います。

ここまで、具体的に話をしないと選手の悩みは解消されないと思います。
友達からファイトスタイルの相談があったら、まず3選手くらい挙げて、
その中で友達が選んだスタイルを更に細かく分析して行く。
ここまで、出来るとジムから常に優秀な選手が排出されると思います。