5月11日の日曜は、先週の御嶽駅~棒の嶺に続いて奥多摩を歩いてきた。
新緑の季節の空気と景色、花を愛でるのに加え、夏のテント泊登山に備えて体慣らしするのも目的。まあ、既に今週は自宅近辺でダラダラしたり、銀座に飲みに行ったりしているので、こんな感じではテント泊に耐える体作りは遅々として進まずですが。
閑話休題、奥多摩。今回は、昨年の5月にも登った大岳山を違うルートから。行動時間6時間半以上で16キロメートルくらい歩くコースなので、それなりに歩きがいがあった。ヤマレコを見ると、このコースの累積高低差は2,000mを超えていると書いてあるけど、これは何かの間違いだと思う。まあ、1,500m弱ではなかろうか。大目に見積もったとしても。それでも最近の落ちた体力にはなかなか厳しく、後半はひたすら歩くことに専念して、あまり余裕はなかった。
この日も快晴。お天気に恵まれると山行は楽しいです。奥多摩駅に8時半過ぎに到着し、混雑するバスを尻目に多摩川にかかる橋を渡って鋸山を目指します。
すると、まず登場するのが愛宕山。山頂に愛宕神社があります。御前山や大岳山から奥多摩駅方面に下る人は結構いると思いますが、最後にキツイ下りの階段があるところですね。今日はそこを登ります。
前週の棒の嶺へのハイキングのおかげか、この日の方が体が軽かった感じです。階段もほとんど難なくこなし、先を進みます。
神社の狛犬。
とにかくお天気がよかったですが、暑さはそれほど感じず。まあ、それなりに汗だく状態でしたが、モンベルで買ったヘッドバンドが予想以上の効果があって、汗が滴り落ちてうざい状態をかなり回避できました。これはお勧めできる商品ですな。
途中、他の登山者に抜かれることもあったのですが、1時間くらい登っていると体が余計に慣れてきた感じであまり疲れを感じないで進めました。結果、一度抜かされた人も抜き返して結構いいペースで進みました。鋸山を超えて大岳山に着くころまではかなり余裕がありましたね。
で、新緑のブナやカエデ、ミズナラなどを撮る。
鋸山には2時間ほどで到着。眺望はないですが、ベンチがあります。少し休憩。
今回の山行では、花という点では前回見た花とあまり変わり映えしませんでした。
スミレやクサイチゴ、ツルキンバイなどが主。
その中でこの日のオリジナルはチゴユリ。6枚の細めで上品な花弁が印象的。
サルナシ。
あとは、鋸山にイワカガミが。1,000mちょっとの標高のところでも咲くんですね。
大岳山にはさらに1時間弱。結構アップダウンがあるのでバカに出来ないのが奥多摩。それでも、この日は富士山の眺望が期待できるのでそれを頼りに頑張ります。
そして、やはり山頂からはくっきりと富士山が。奥多摩3山は昨年すべて制覇していますが、曇りの日ばかりで1度も富士山を拝んでいませんでした。1年越しのリベンジです。
山頂は混んでいるので、大岳神社まで下りて昼食を取りました。杉の巨樹に囲まれた趣ある空間です。
そして、ここから今回の山行のハイライト。馬頭刈尾根へ。大岳山はすそ野が長く広がっているのが奥多摩のほかの山からも眺められ、格好のいい山です。奥多摩では唯一200名山指定も受けています。その大岳山の長い裾野を下って行く尾根道ですが、途中のアップダウンはかなりのものです。ロッククライミングをする人が多いつづら岩を経て、鶴脚山、馬頭刈山、光明山などを越えていく3時間ほどのコース。流石に後半は余裕がなくなり、ひたすら歩くことに専念。それでも、途中開けたところでは富士山が拝めたり、新緑の木々に癒されたりしたので辛い感じではなかったです。
青紫のミツバツツジはほぼ終わりでしたが、馬頭刈尾根には満開状態のものもありました。一方、赤いヤマツツジが盛りで見頃です。
光明山には神社跡がありますが(里に移築されている)、そこを越えるとヒノキや杉、栃などの大木がこれでもかというくらい出てきます。奥多摩は巨樹と清流の地なのです。
そして、やっと下山して温泉施設、瀬音の湯かと思ったら、最後に登り返しで20分くらい歩かされます。この最後の山はかなり精神的にくるものがありました。
瀬音の湯もシーズンたけなわで混んでいましたが、奥多摩の温泉施設の中では広めだし、露天風呂も気持ちが良くて私は贔屓です。
ここからはバスの便が少ないのが困るのですが、数分歩くと別のバス停があり、4時ちょうどくらいのバスで武蔵五日市に出て帰りました。
富士山も見られたし、それなりに長距離歩いて体慣らしもできたし、結構充実感ある山行でした。
新緑の季節の空気と景色、花を愛でるのに加え、夏のテント泊登山に備えて体慣らしするのも目的。まあ、既に今週は自宅近辺でダラダラしたり、銀座に飲みに行ったりしているので、こんな感じではテント泊に耐える体作りは遅々として進まずですが。
閑話休題、奥多摩。今回は、昨年の5月にも登った大岳山を違うルートから。行動時間6時間半以上で16キロメートルくらい歩くコースなので、それなりに歩きがいがあった。ヤマレコを見ると、このコースの累積高低差は2,000mを超えていると書いてあるけど、これは何かの間違いだと思う。まあ、1,500m弱ではなかろうか。大目に見積もったとしても。それでも最近の落ちた体力にはなかなか厳しく、後半はひたすら歩くことに専念して、あまり余裕はなかった。
この日も快晴。お天気に恵まれると山行は楽しいです。奥多摩駅に8時半過ぎに到着し、混雑するバスを尻目に多摩川にかかる橋を渡って鋸山を目指します。
すると、まず登場するのが愛宕山。山頂に愛宕神社があります。御前山や大岳山から奥多摩駅方面に下る人は結構いると思いますが、最後にキツイ下りの階段があるところですね。今日はそこを登ります。
前週の棒の嶺へのハイキングのおかげか、この日の方が体が軽かった感じです。階段もほとんど難なくこなし、先を進みます。
神社の狛犬。
とにかくお天気がよかったですが、暑さはそれほど感じず。まあ、それなりに汗だく状態でしたが、モンベルで買ったヘッドバンドが予想以上の効果があって、汗が滴り落ちてうざい状態をかなり回避できました。これはお勧めできる商品ですな。
途中、他の登山者に抜かれることもあったのですが、1時間くらい登っていると体が余計に慣れてきた感じであまり疲れを感じないで進めました。結果、一度抜かされた人も抜き返して結構いいペースで進みました。鋸山を超えて大岳山に着くころまではかなり余裕がありましたね。
で、新緑のブナやカエデ、ミズナラなどを撮る。
鋸山には2時間ほどで到着。眺望はないですが、ベンチがあります。少し休憩。
今回の山行では、花という点では前回見た花とあまり変わり映えしませんでした。
スミレやクサイチゴ、ツルキンバイなどが主。
その中でこの日のオリジナルはチゴユリ。6枚の細めで上品な花弁が印象的。
サルナシ。
あとは、鋸山にイワカガミが。1,000mちょっとの標高のところでも咲くんですね。
大岳山にはさらに1時間弱。結構アップダウンがあるのでバカに出来ないのが奥多摩。それでも、この日は富士山の眺望が期待できるのでそれを頼りに頑張ります。
そして、やはり山頂からはくっきりと富士山が。奥多摩3山は昨年すべて制覇していますが、曇りの日ばかりで1度も富士山を拝んでいませんでした。1年越しのリベンジです。
山頂は混んでいるので、大岳神社まで下りて昼食を取りました。杉の巨樹に囲まれた趣ある空間です。
そして、ここから今回の山行のハイライト。馬頭刈尾根へ。大岳山はすそ野が長く広がっているのが奥多摩のほかの山からも眺められ、格好のいい山です。奥多摩では唯一200名山指定も受けています。その大岳山の長い裾野を下って行く尾根道ですが、途中のアップダウンはかなりのものです。ロッククライミングをする人が多いつづら岩を経て、鶴脚山、馬頭刈山、光明山などを越えていく3時間ほどのコース。流石に後半は余裕がなくなり、ひたすら歩くことに専念。それでも、途中開けたところでは富士山が拝めたり、新緑の木々に癒されたりしたので辛い感じではなかったです。
青紫のミツバツツジはほぼ終わりでしたが、馬頭刈尾根には満開状態のものもありました。一方、赤いヤマツツジが盛りで見頃です。
光明山には神社跡がありますが(里に移築されている)、そこを越えるとヒノキや杉、栃などの大木がこれでもかというくらい出てきます。奥多摩は巨樹と清流の地なのです。
そして、やっと下山して温泉施設、瀬音の湯かと思ったら、最後に登り返しで20分くらい歩かされます。この最後の山はかなり精神的にくるものがありました。
瀬音の湯もシーズンたけなわで混んでいましたが、奥多摩の温泉施設の中では広めだし、露天風呂も気持ちが良くて私は贔屓です。
ここからはバスの便が少ないのが困るのですが、数分歩くと別のバス停があり、4時ちょうどくらいのバスで武蔵五日市に出て帰りました。
富士山も見られたし、それなりに長距離歩いて体慣らしもできたし、結構充実感ある山行でした。