こんにちは。うめです。
最近急に寒くなってきましたね。
昼間も30℃に達しなくなり、
暑がりの私としては「すごしやすいな~」
と調子に乗っておりましたら、
鼻が止まらないという状況になってしまいました。
風邪でしょうか・・・。
皆さんは気を付けてください・・・。
今回は大分市にある丑殿古墳を紹介したいと思います。
丑殿古墳は大分市賀来に所在する県指定の史跡です。
現在、墳丘の盛り土はほとんど失われておりますが、
本来は円形の墳丘をしていたそうです。
丑殿古墳の特徴としましては、
石室内に家形石棺が残されている古墳ということです。
家形石棺とは読んで字のごとく、家の形をした石の棺のことです。
フタ石が屋根の形に加工され、棺部分が大きな石をくり抜いたものを
用いているそうです。
現在は下の写真のように入口に扉がしてあるため、
石室内に入ることはできませんが、
扉の隙間から石室内を見学することはできます。
石室の構造や石棺の形式から6世紀後半から7世紀初頭の
古墳だといわれています。
さて、この丑殿古墳ですが、少しわかりにくい場所にあります。
大分挟間バイパス線(ツタヤやダイソーなどがある道路)の
賀来神社先という信号のある交差点(現在マックができています)
を大分ICの方に曲がります。そうしますと踏切を超えたところに
セブンイレブンがあります。その交差点を東側(セブンイレブンがあるのとは逆の方向)
の道に入っていきます。
少し走りますと、左側に写真のような案内があります。
さて、案内は出ているのですが、
周辺に古墳ようなものは見当たりません。
私は見学に行った際、ここで少し迷ってしまいました。
墳丘が失われているため、遠目から古墳とは分かりにくくなっていました。
案内に沿って道を歩きますと、右側にこの地区の公民館があります。
この公民館の裏に丑殿古墳はあります。
(公民館の敷地内の建物の裏に回ったところです。)
公民館の目印としては、大きなむくのきがありました。
今回は「えっ!こんな所に古墳!」という状況下にある丑殿古墳でした。