一陽来福  ~齋藤一陽による截金の日々~

伝統工芸。截金職人齋藤一陽が、日々の物創りの様子を紹介します。

プライスコレクション

2006-10-22 19:33:39 | 美術展感想
10月17日。後編。
またもやプライスコレクションに(^^;)

十二ヶ月花鳥図が障子越しの自然の明かりに照らされて、とても美しかったです。

残念ながら、他の作品はやわらかい明かりながらも、真上からの一定の光りになっていて、金・銀屏風や盛り上げを使っているものなどは、特に効果が発揮出来ず、寂しいガッカリとしたものになっていました。
東博での展示の様子を知っているだけに、改めてその効果の違いを痛感しました。

日本人は、もっと頑張らねばいけませんね。