ICANまにらブログ~第二巻~

日本のNGOアイキャンまにら事務所の日記。

気付かされること

2010年02月20日 | 路上の子どもたち
さえ@まにら

路上の子どもたちの中には、親がいて学校にも通っている子ども、親はいるが学校に行っていない子(家はあっても、帰らない子どももいるので、家族との関係によって、路上で過ごす時間の長さは変わって来ます)、様々な理由で親と完全に離れて路上で暮す子ども、様々な背景の子どもがいます。

このような子どもたちが、一緒になってアイキャンのセッションに参加しています。
アイキャンスタッフのノト(ストリートエデュケーター)「学校に行っている子、手を上げて!」
この事業地では、約3分の1の子どもの手が上がりました。

1人の見学されていた方が言いました。
「学校に行っている子、行ってない子が混ざっているんだね。2つのグループになって対立したり、行ってない子をいじめたりすることはないの?日本だったらそういうことになりそうだがね。」

 

フィリピンの人々は、日本のように仲間に同質であることを求めず、多少のいざこざや違いがあっても和気藹々としています。それは、子どもにも当てはまるようです。

日本は、過剰なまでに同質性を求めるからこそ、一丸となりものすごい力を発揮するというプラスの面もあります。しかし、一方で日本ではたくさんの子どもが、いじめによって苦しめられています。

フィリピンの子どもたちから、私たちが気付かされる事もたくさんあります。


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