7月1日(金)晴れ
ナイショだよ。
ばば、泥棒しちゃった!
何を・・・って?
シソの苗3本。
今日、用事があって出かけたんだけど、
目的地の近くに廃屋があってね、
庭に入って行くと、雑草がボウボウ生えていたの。
ハブでも出てきたら怖いから、
ピョンピョン跳ぶように歩いていたんだけど、
足下を見ると、じじの「だぁ~~~い好き」なシソの苗が
たっくさん、生えてたの。
「無人の廃屋」「雑草が伸び放題の庭」「雑草の中のシソの苗」。
ばばは、どうして、ここにシソの芽が出たか
その経緯は分かっているんだ~。
誰かが今年種を蒔いたわけじゃなくて、
去年のこぼれ種から発芽して大きくなったんだよ。
庭を覆う、雑草の間に芽を出したシソ。
どうせ、収穫する人もいないし、間引きした方が
残りの苗が大きく育つだろうと・・・・
3本も、引き抜いて来ちゃった。
残りの苗も、雑草と同化して、花が咲き、種が出来、
そのうち枯れて、来年、又たくさんの芽を出すんだろうな。
自分の敷地でもない所からシソ苗を3本を
無断で引き抜いて来ちゃったばば。
逮捕されちゃうかなぁ?
怖いなぁ・・・・・
・・と、今日の芳香の元はキンモクセイではなかった。 クチナシやキンモクセイの香る庭を眺めながら
両親宅庭で作業をしていると
どこからか、良い「かほり」が・・・
「かおり」ではなく「かほり」と
表現した方がぴったりの芳香が・・・
「なに、なに、なに?」と花壇に向けて鼻をクンクン。
「もしや?キンモクセイ?」
「でも・・キンモクセイって今頃開花する?」
数年前から、何本も、何本も苗木を買い
根腐れさせてはガックリしていたばば。
「鉢植えがいけないんじゃないかな?」と思い
去年冬買った苗は、地植えにしてみた。
すると、見事に根付き樹高も7~80センチまでに育っている。
黄色い花が付くと、えもいわれぬ芳香があたりに漂うよね。
女子大生だった、遙か昔、下校途中、どこからとも漂ってくる
芳香の元を探し当て、それがキンモクセイとの初めての出会いだった。
綾小路きみまろさん風に言えば・・・あれから四十年。
やっと、自分の手で植えたキンモクセイが自分の目の前にあり、
開花も期待される。
咲いてほしいなぁ・・・キンモクセイ。
確かに「かほり」はするけれど、その元がわからず・・・
花壇とは言っても、畳二枚分ほどしかない。
隅から隅までクンクン、クンクン。
そして、やっと突き止めたよ。
「クチナシ」の花が二輪開花していた。
そして、蕾も4個。
このクチナシは、スーパーで買ってきたけど、
やはり鉢植えで枯れそうになり、花壇に移したものだった。
よくぞ、開花まで。。。。ありがとう!
純白で白い、八重咲きのクチナシ。
いつの日か、ばばの身長を超える大木になってほしいな。
じじと、とりとめもない話をする・・・・
傍らには、おいしいコーヒーの入ったカップが・・・
いつか実現するかも。。。