5月18日(日)
5日がかりのばば実家の庭木の伐採・剪定作業が昨日で終わった。
細かな作業はまだ残っているけれど、それはこれからボツボツやっていこう。
13年も空き家になっている家とは思えないほど庭は綺麗になった。
道行く人が入り込んできて「誰か住むんですか?」と尋ねたり、
ばば父が元気だった時は遠くは沖縄空からまで庭を見に人が尋ねてきたとか、
数百万円で庭木を売ってくれと頼まれてもばば父は頑として断ったとか、
ばば父は庭木を横へ大きく伸ばすのが好きだったとか、今は亡きばば父のことが
次々と話題になった。
玄関でいろいろ語り合っていると、ばばの両親もすぐ横に座っているような気がして
懐かしく、一度でいいから家族全員揃うことができたらと叶わぬことを願うばばだった。
伐採・剪定した木は裏の畑のいっぱい山積みになった。
水道近く・門の脇の空き地・ばば長姉の庭の隅荷も積み上げられた。
一年くらい時間をかけて枯らし焼却処分しようと思っている。
作業中はばば姉がハブの抜け殻を見つけたり、
ばばも、にょろにょろ気味悪い虫をいくつも見つけたが
取り除いてくれる頼れる人もなく、目をつむって「エイッ、やあっ」とばかりに
背負いカゴの中に投げ込んでは裏の畑に運んだ。
背負いカゴは父が亡くなる前に竹で作った物だが
16年たった今も未だに新品同様でゴミを入れて運ぶにはもったいないと思ったけど、
父が大好きだった庭を綺麗にするためなら許してもらえるだろうと思い使った。
手作りの背負いカゴを持ち上げ抱きかかえる時、いつも優しく、器用だった父を身近に感じた。
父が愛情をいっぱい注いで大事に育てた木も
大部分が枯れてしまったけれど、今残っている分は大事に大事に守っていこう。
ソテツもクロトンもミカンの木も葉を全部切り落とした。
マッコウも下の方は枯れ木の層になっていたので刈り払ったらこの姿に。
3姉妹が小さい頃、美味しい喜界ミカンを
たくさん実らせてくれたミカンの木も先の方はバッサリ。
門のブロック塀に立って写したマッコウとオオタニワタリ。
向こう側の裸ん坊にされた木は池の中に立つ喜界ミカンの木。
蔵前の天梅。
西側玄関横のヒトツバ。
ソテツ・オオタニワタリ・レンキツ・マッコウ・ミカンの木
これらの木に再び新しい芽がつくのは何時だろう・・・・・