ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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ブログ問題で右翼団体が連日抗議 阿久根市役所

2009-12-28 07:09:25 | Weblog
ブログ問題で右翼団体が連日抗議 阿久根市役所 2009年12月23日 南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=21225
 竹原信一阿久根市長のブログ(日記風サイト)の天皇制批判や障害者差別的な記述に対する右翼団体による同市役所周辺での街宣は22日もあり、市職員や大勢の警察官が21日に引き続き警戒に当たった。同市役所庁舎は半ば封鎖された状態になり、市民の出入りが制限されるなど影響が出た。
 21、22の両日、市役所周辺では数十人の警察官が警戒に当たった。市民の安全確保のため、市は庁舎の正面玄関以外の出入り口を施錠。駐車場の出入り口も1カ所に制限し、「住民票等窓口以外のご利用はご遠慮ください」とする市長名の断り書きを掲示した。
 このため、いつものように駐車場に入れず、引き返す市民も目立った。21日に訪れた自営業男性(67)は厳戒態勢に驚きながら「異様な雰囲気で、いつもより来庁者が少ない。職員は居心地が悪そうだった。市長は住民に迷惑をかけているのが分かっているのか」と憤った。



 ん…。まあ、あれだけ過激発言を繰り返していれば、右(あるいは左)に思想が偏った方の格好の餌食になりそうなことは予想がつきましたが、阿久根市もお騒がせ市長のせいでとんでもないことになっているようですね…(滝汗
 市民が求めているのは行財政改革であって嫌な意味で注目を集めることではないはず。お騒がせ男はこの当たり前の現実を真摯に受け止め任期を全うして欲しいものだと思うのですが、まあ、あの調子では解任?(あるいは任期満了???)されるまでわめき続けるんでしょうね…(溜息
 阿久根市民や地元企業・農業従事者などが被る様々な形での風評被害の問題も含め、早々に状況を変えないと本当に大変なことになってしまいそうな嫌な予感がしてなりません。

外壁はがれかけ、国道通行止め 新潟の百貨店

2009-12-28 05:52:39 | Weblog
外壁はがれかけ、国道通行止め 新潟の百貨店 2009年12月28日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091227STXKA011627122009.html
 27日午前10時45分ごろ、新潟市中央区古町通の百貨店「大和新潟店」から「店のビルの外壁がはがれ落ちそうになっている」と新潟中央署に通報があった。
 同署は、応急措置のため約2時間、ビルに面する国道116号の約200メートル区間を通行止めとした。市中心部の繁華街で歳末商戦でにぎわっており、一時騒然となった。
 店によると、27日朝に出勤した店員が7階部分で縦約2メートル、横約1メートルの壁2枚の一部がはがれかけているのを見つけた。「ご迷惑を掛け申し訳ない」とコメントしている。



 う~ん。よりによって高級感をウリにする百貨店の外壁がはがれかけ、一時通行止めになる騒動ですか…(絶句
 まあ、大和百貨店と言えば、3期連続の最終赤字と経営不振に苦しみ、新潟店を含めた新潟県内3店と小松の計4店舗の閉鎖を表明済みで、『閉鎖の決まった店舗に多額の改装費用はかけられない(ちなみに新潟店は10年6月に閉鎖予定)』という本音もあるのではないかと思いますが、百貨店は何と言ってもイメージが命。
 しかも歳末商戦という百貨店にとっての稼ぎ時の事故だけに、この騒動はますます大和百貨店の経営とイメージを悪化させそうな嫌な予感がします。

高速「休日千円」廃止へ 車種別に上限、普通車値上げか

2009-12-28 05:35:38 | Weblog
高速「休日千円」廃止へ 車種別に上限、普通車値上げか 2009年12月28日 朝日
http://www.asahi.com/car/news/TKY200912270252.html
 前原誠司国土交通相は27日、来年6月をめどに高速道路の「休日上限1千円」割引を廃止する方針を明らかにした。軽自動車や普通車などの車種別に上限料金を設ける新たな料金制度に切り替える。新設する上限額は1月中に決めるが、休日の普通車は実質値上げとなる方向だ。
 前原氏は同日出演したフジテレビの番組で、公約だった高速道路無料化を一部区間で実施するとしたうえで、無料化されない区間の料金について「軽自動車、普通車、トラックの上限(料金)を明らかにする」と述べた。今年3月から2年間実施する計画で始まった「休日1千円」割引は同時に取りやめる。期間途中での制度転換について前原氏は「自公政権がやったことは社会実験として参考にする」と述べ、前政権の方針には縛られないことを強調した。
 現行制度では、原則として距離に応じて課金する一方、ETC搭載車向けに休日割引や深夜割引を行っている。これに対して新制度は、曜日や地域に関係なく車種別の上限料金を設定するという。定額制の首都高速、阪神高速の料金体系は変えない方針だ。
 割引総額は現行と同じ年間5千億円程度とする。上限を設けることで、一定以上の長距離を走る大型車は値下げとなる見通し。民主党からの要望を踏まえ、軽自動車の上限料金は普通車より大幅に引き下げる方針。ただ、休日に普通車で1千円分を超える距離を走れば値上げとなり、利用者の反発を招きそうだ。
 新制度は、民主党が内閣に要望していた「高速道路の統一料金制度導入」などを反映したもの。同党は料金割引の見直しで生じる財源を高速道路建設に回すことも求めているが、前原氏は「従来の党の議論と違う」と、こちらには難色を示している。小沢一郎幹事長が仕切る同党との対立が表面化する可能性もある。



 前原大臣と言えば、高速1000円廃止という、こちらも吃驚する発言をしたようです。
 う~ん。プライベートで車に乗らない私にはイマイチピンとこないのですが、庶民は猛反発。一方地元客をアウトレットモールなどに奪われた海岸沿いの商店街や高速フェリー業者など被害をこうむった側は諸手を挙げて大賛成といったところでしょうか…。(とはいえ、フェリー会社は既にリストラ済み 雇用を失った元職員の失業者からみれば、今更言われても…と複雑な心境でしょう)
 ごくごく個人的な意見を述べるならば、仮に廃止にするにしても、相当の周知期間を置いてから廃止しなければ、現場で大混乱が起こりかねないと思いますし、あまりにも突然の廃止宣言には『唖然とした』としか言いようがありませんが、はたしてこの休日千円廃止宣言。庶民はどのように受け止めるのでしょうか…。

「羽田に新幹線を」国交相、JR東海に打診

2009-12-28 05:27:28 | Weblog
「羽田に新幹線を」国交相、JR東海に打診 2009年12月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091227-OYT1T00666.htm
 前原国土交通相は27日のフジテレビの番組で、羽田空港へのアクセスを良くするため、東海道新幹線の乗り入れ構想をJR東海に打診したことを明らかにした。
 JR東海は運行ダイヤの制約などを理由に断ったというが、前原国交相は「まだあきらめたわけではない」と、実現に向けた検討を進める考えを示した。
 関係者によると、前原国交相の構想は、羽田空港と数キロ・メートル離れた新幹線の車両基地(東京都品川区八潮)から線路を延ばし、空港付近に新駅を設けるというものだ。前原氏は羽田の国際拠点(ハブ)空港化を進める方針を打ち出しており、東北や中部などから羽田への所要時間を短縮させることが狙いとみられる。
 ただ、JR東海によると、東京―品川駅間は新幹線の運行ダイヤが過密状態のため、実現は難しいという。


 一方、前原国土交通大臣も随分物議を醸しそうな発言を連発したようです。
 まず「羽田に新幹線を」発言ですが、こちらは森田健作千葉県知事が『成田を一体何だと思っている』とばかり確実に噛みつくでしょうね…(汗
 というのも都心から羽田空港まで電車やモノレールなら最短20分で着き費用も数百円で済むのに対して、成田空港までは東京駅から特急列車に乗っても1時間はかかり(乗り換えも考慮すれば実質移動に2時間以上)成田エキスプレスを使えば特急料金も含め片道3140円と移動に必要な費用も羽田の約10倍。
 もし本当に羽田まで新幹線が走れば、ますます成田の存在感が薄れることにもなりかねませんし、森田健作千葉県知事が今度はどんな反論を示してくるのか興味津々です。

亀井氏、陛下に皇居移転進言「恐れ多くも…」

2009-12-28 05:21:38 | Weblog
亀井氏、陛下に皇居移転進言「恐れ多くも…」 2009年12月28日 
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091227-OYT1T00527.htm
産経 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091227/stt0912271306004-n1.htm
 国民新党代表の亀井金融相が27日、皇居で24日に行われた宮中昼食会の際の天皇陛下との会話の内容を明かす一幕があった。
 皇居を京都府か、亀井氏の地元・広島県に移すよう進言したというもので、閣僚が天皇との会話の内容を公にするのは極めて異例だ。
 宮中昼食会の様子を語ったのは27日のテレビ朝日の番組。「天皇の政治利用」だとする批判が出た先の習近平・中国国家副主席との会見を巡る議論の流れの中で、亀井氏は「恐れ多くも陛下に申し上げたのは『権力の象徴だった江戸城にお住まいになられるのではなく、京都か広島に住まわれてはいかがでしょうか。お城にお住まいになるのは、立場上ふさわしくないのではありませんか』と。私から一方的に申し上げた」と述べた。
 番組終了後には記者団に「天皇陛下は『私は京都は好きです』と言っておられたが、広島は好きですとまでは言っておられないが」とも語った。
 閣僚が所管事項を天皇に口頭で報告する「内奏」の場合だと、1973年に昭和天皇のお言葉を漏らした増原恵吉防衛長官(当時)が、天皇の政治利用だとの批判を浴び、辞任に追い込まれた例がある。



 亀井氏と言えば、天皇陛下に皇居移転進言という、これまたど肝を抜く発言をやらかしたようですね…(唖然
 宮内庁は勿論のこと、左派や右派さえ激怒しかねない問題発言ですが、いくら天皇は国の象徴に過ぎないとはいえ、あれだけの要人が転居するとなれば、当然ながら警備隊なども一緒に移転した上で防犯体制も整備するなど一騒動になることくらい素人でもわかりそうなもの。
 実際、大統領が御所に来た時も、御所周辺の道路が通行止になるなど厳戒態勢が取られ、地元住民や観光客が不便を強いられることになりましたし、京都市民だってそんなことは望んでいないのではないでしょうか…。

 まあ、天皇陛下からすれば、単なる冗談として軽くあしらい、亀井氏も『政府・与党で皇居移転を具体的に検討していくわけではない』と断ったようですが、こんな話をマスコミに暴露された宮内庁は組織の存在を無視されたこともあり、怒り心頭もいいところでしょうね…(溜息 

【単刀直言】国民新党・亀井静香代表「数だけが力じゃない」

2009-12-28 05:17:29 | Weblog
【単刀直言】国民新党・亀井静香代表「数だけが力じゃない」  2009年12月28日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091227/stt0912272219006-n1.htm
 民主党も自民党も国民新党の政策にすべて寄ってきている。マスコミは素直に認めないけどね。(国民新党は与党内で少数だけど)数だけが力じゃない。どれだけの地力を出すかなんだ。数だけあったって、どうしようもない。自民党がいい例だ。289人ぐらいいたがダメだった。安倍晋三(元首相)も福田康夫(元首相)も1年の短命だった。
 民主党だって308人いるって威張ってるけど、数に安住して国民新党を軽視したらおしまいよ。国民新党と社民党を外したらどうなるとか、政治の社会ってのはそんなもんじゃない。
 政治を死にものぐるいでやれば(他党は)付いてこざるを得ない。民主党は郵政民営化見直しに賛成じゃなかった。それが同調した。小泉純一郎(元首相)のやったことを国民新党が全部、ぶっ壊しちゃう。
 今年を漢字で表せというから「乱」と答えたが、来年も「乱」だ。人心が収まらないだろう。産経新聞みたいな新聞が幅を効かせてるからだ(笑)。
 だからといって、参院選では国民新党が独り勝ちする展望はない。国民は相当数いかれているので国民新党にばーっと支持が集まる可能性はない。
でも、その政党が今や政治を動かす。あんたたち(マスコミ)に「しっぽが頭を振り回している」と悪口言われながら。来年もまっしぐらに政局を、政治を動かしていく。経済が「乱」にならないよう、ちゃんとした経済対策をやれと言い続けるよ。
 小沢(一郎民主党幹事長)さんの力は今、最高の状況にある。何百年に1人の政治家であるのは間違いない。わが道を行き、絶対に妥協しない。幹事長としてちゃんと民主党内を押さえている。
 オレは鳩山(由紀夫首相)に言ってやった。「小沢さんの力が強いから影響を受けているとマスコミに書かれておるけれど、気にしなさんな」と。中曽根内閣だって約5年やったけれど、最初は(田中角栄元首相との)「田中曽根内閣」だったんだよ。
 (鳩山政権を)二重権力とか言うけれども、小泉政権こそ米国との二重権力だったじゃないか。
 鳩山内閣は長期政権になる。あいつ(首相)は宇宙人だから、些事(さじ)構わずみたいなところがある。宇宙を遊泳して、宇宙の視野でやっているんだ。
 永住外国人に地方参政権を付与する法案には国民新党は反対する。そもそも(与党党首級の)「基本政策閣僚委員会」がオーケーしないものは閣議にかけられない。(推進派が)議員立法で出そうとしても民主党内に賛否があるから、参院選前に小沢さんはそんなことしないよ。
 残っている自民党議員の中では谷垣(禎一総裁)や大島(理森幹事長)はベストの人物だが、あの党が息を吹き返すのは難しい。気力がなくなっている者に気力を持てというのは、犬に木を上れということと同じだからね。
 今の自民党に足りないのは何が何でも政権を奪い返すという気迫だ。だから展望がない。
 鳩山さんの献金問題だが、国民はお金持ちや「ロイヤルファミリー」にはおおらかなんだ。俺(おれ)みたいな貧乏人の小せがれだった政治家には厳しいんだよ。
 政治資金規正法は事件のたびに規制を強化して現実無視のテクニカルな法律になっている。その法律が犯罪者をつくって検察の餌食にさせている。対応の仕方がまずかったから代議士に責任とれと言うなら、みんな(議員)バッジを外すことになる。
 相当数のいかれた国民は「亀井けしからん」と言うかもしれないが構わん。オレは今、国民やマスコミによく思われようなんて気は全然ない。本当だよ。



 ………。何というか。取材している当事者たる産経新聞にケンカを売る姿勢もどうかと思うのですが、まるで数日で文部科学大臣をクビになった中山成彬氏のごとく、亀井氏も聞き捨てならない問題発言を連発していますね…(絶句
 まあ、比例代表北陸信越ブロックに出馬するも落選した綿貫民輔さんが翌日に引退を示唆(国会議員としての活動も終えるそうです)したことで、国民新党は事実上の亀井党になってしまいましたし、何もしなければ埋没しかねないという危機感もあり、氏もとかく目立った言動をとりたがるのだとは思いますが、社民党といい国民新党といい、主要閣僚の発言を聞いてみると、本当に与党としての自覚はあるのか…という根本的な疑問をどうしても感じてしまいます。