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心の病の教員が最多5400人 08年度、業務多忙で16年連続増

2009-12-27 09:32:48 | Weblog
心の病の教員が最多5400人 08年度、業務多忙で16年連続増 2009年12月26日 共同通信
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091225STXKF043625122009.html
 2008年度にうつ病などの精神性疾患で休職した公立小中高校などの教職員は前年度から405人増の5400人で、過去最多を更新したことが25日、文部科学省の調査で分かった。16年連続の増加で、調査を始めた1979年度の約8倍。
 病気休職者も最多を更新して8578人。このうち精神疾患が占める割合は63%(前年度比1ポイント増)で過去最高だった。文科省は(1)多忙な業務によるストレス(2)教育内容の変化に適応できない(3)保護者や地域からの要望の多様化―などが背景にあるとみており「カウンセリング態勢の強化など、相談しやすい環境づくりが急務」としている。
 調査結果によると、精神疾患で休職した教職員は、50代以上(37%)と40代(36%)で7割以上を占め、20代は7%。学校種別では、小学校が44%、中学校30%、高校16%などと続いた。



 教師が大変と言えば、文部科学省が公表したデーターでは、2008年度にうつ病などの精神性疾患で休職した公立小中高校などの教職員は、前年比8%の大幅増加となる、405人多い5400人となり、病気求職者に占める精神疾患者の割合も63%と過去最高となったことがわかりました。
 まあ、最近は小1プロブレムといった本業に直接関わる問題だけでなく、不審者対策やらモンスターペアレント問題だの、これまで家庭や地域で解決されていた子供にかかるありとあらゆる問題が教師に一気に降りかかり、その教師の処理能力をオーバーしてしまうケースも多々あるのでしょうし、子供の人権については必要以上?にうるさくなっている半面、教師の心のケアについては配慮されるどころか、『それが仕事なんだから当たり前!』とばかり、ほとんど無視されていることが、心の病を発症する教師急増の背景にあるのではないでしょうか…。
 親の側から見れば、『お金を払って任せているんだから、対応して当然』といった傲慢な態度をついつい取ってしまいそうになりますが、彼ら教師とて心をもった一人の人間であることを再認識すると共に、心の病があまり進行していない初期の段階で専門家に悩みを相談できる体制を整えるなど、社会全体でメンタルヘルスケアの仕組みを取り入れていく必要性を強く感じます。


1 コメント

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新学校の怪談 (大和)
2009-12-27 21:20:37
 精神疾患休職教員5400人、20万人の不登校、退学者、60万人の引きこもり、ニートに、学校教育の腐敗とデタラメがはっきりと見えませんか。
日本国民は、なぜこんなデタラメ教育を許しておくのでしょうか。子供の不幸を見て見ぬふりする堕落した日本人こそ、自民党・官僚政治の愚民化政策が作り出したものです。
教育現場から愚民化教育のおぞましい実態を詳細に暴露したのが「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。時代錯誤の官僚は、この知識時代に愚民化教育を行い、若者を貧窮させ、犯罪に走らせ、多くの教員を精神疾患にしてしまったのです。そして、今も続けていま。
これは、薬害エイズや薬害肝炎を起こした厚労省官僚を越える大罪です。悪徳官僚への恨みと呪いの声が、親や教師から聞こえてきます。うらめしや、うらめしや、うらめしや。
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