上瀬谷を歩いているとニンジンの伸びた茎にキアゲハが止まっていた。
そのあたりを飛び回り、時には花が終り種ができはじめているところにも止まった。
しかし花が目的ではなさそうだ。
葉に止まることが圧倒的に多い。キアゲハの幼虫の食草はニンジンらしい。
口吻は延ばしておらず、お尻が葉の方に向かっているように見える。
キアゲハはニンジンの葉のところに産卵に来ているのだ。
これも上瀬谷で。こちらのキアゲハは地面に止まった。
チョウが土の上に止まるのはほとんどの場合に吸水だ。
8月の暑さ続きで水が欲しいというのは人間も同じ・・・?
いや、チョウの場合は暑いからとか水分不足になるからとか、そんな単純なことではないらしい。
アンモニアやミネラルが繁殖活動を高めるなどの効果があるのだとか。
人間と違って、動物たちは必要なことをちゃんとやるようだ。
収獲されずに残るとしたら… キアゲハにとってはこの上ない
幼虫たちのレストランになりそう。
キアゲハはセリ科の植物が食草でしたね。以前わが家のイタリアンパセリを
食べて育った子もいました。
今年は小夏に一向に幼虫が見られないなと思っていましたら、
8月も下旬になって、ついに2匹。現在鳥の糞様の幼虫が育ちつつあります。
アゲハかな?去年はクロアゲハばかりでしたが。
成虫まで行けるといいのですが。
虫たちはやるべきことがちゃんと本能?に組み込まれていて、忠実ですね。
多分これだけ葉の茂ったニンジンは収穫されないでしょうから、幼虫のレストランになりそうです。
イタリアンパセリもセリ科でしたね。ほかにもいろいろセリ科の草がありそうなので、
キアゲハは食べ物に困らないかと思います。
小夏の幼虫が楽しみですね。今年はアゲハが生まれてくれたら嬉しいですね。