業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

ケアプラン料 1

2007年08月24日 | 事例検討
突然ですが
トシオさんの担当を
外れることに
なりました。


トシオさんの直近のトピ
田中トシオさん(仮名)要介護3 72歳/男性、ナマホ の担当ケアマネになってはや1年半。
最低でも月に3回は訪問し、週に2回は電話応対。
ヘルパーの調整3回(前担当時3回)、デイの調整3回(前担当時2回)、各制度の申請代行回数は数え切れず(手帳関係・受給関係その他)、サマリーの請求は4回、区分変更2回、入院付き添い2回、受診付き添い4回、見舞い数え切れず、ナマホワーカーとの打ち合わせ数え切れず、結婚に関する相談数え切れず、離婚についての相談数え切れず、透析機関との連絡調整2回、福祉用具事業者とのトラブル仲裁2回、ひがしクリニックとのトラブル仲裁3回。

私はこのトシオさんの担当を外れる日を夢にまで見ました。
その日が来たらバンザイ三唱し、サンバのリズムで踊り狂うであろうと信じて疑いませんでした。

なのに

なのに

なのに

まさかまさかまさか
こんなに悔しい思いをすることになろうとは。




8月21日火曜日
ひがしクリニック透析センターより内線電話。
トラブル発生----------------すぐに来いとのご命令です。
私はこの居介のどのケアマネよりもクリニックの患者を担当しているケアマネなので、どの利用者のトラブルなのかわかりません。
とにかくクリニックにすったったった----------。
行ってみると、クリニックナースが私に
「トシオさんをなんとかしてちょうだい!! キ-------------ッ!!!!!」

事情を聞いてみました。
トシオさん、先週の透析日に、透析送迎ドライバーと揉めたというんです。

トシオさんの送迎時間はA朝7:50。
しかしその日、トシオさんが自宅の団地10Fからおりて、エレベーター付近に現れたのは8:00ちょっとスギ。
早い患者さんではもう30分近くその車に乗っておられる方もいますし、体調の悪い方だっている、ましてや早朝であっても暑い今年の夏のことですから、患者さんはみんな早く涼しいクリニックに到着したいに決まっています。
その車のドライバーは、まだ新人で温厚なノブさん(仮名)。
こんなことが毎朝続くと患者さんが困ってしまう、と、ノブさんはトシオさんに
「次回からは時間厳守でお願いできませんかね」
と、やんわり言ったそうです。

しかし、トシオさんは
○ゴミ出し日のせいで団地のエレベーターがなかなか来なかった
○視覚障害者だから時計が見えない
○ヨメは起こしてくれない
とまくしたてて逆ギレ
透析センターに到着するとすぐにナースに対して
「わしゃ頭に来たんじゃい!我慢出来ないのじゃい!
次回からみなとクリニック透析センターに病院を替わるんじゃい!!
と怒鳴ったそうです。

コトのオコリはすべてこのひとことからだったのです。

                          つづく