業務日誌

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あいつの名はケアマネージャー

軽度者福祉用具貸与の例外給付申請

2007年08月11日 | 業務日誌
今月もレセが終わり、ひと息つきました。

実は今月、ひがし居介は新規利用者のラッシュです。

月途中に予防から要介護3になった方の担当になり(予防の頃に使っていたヘルステがひがしヘルステだったという理由で包括からウチの居介にふられた)あのシチ面倒臭い“日割り”レセを作ったり、住宅改修の下見・見積もりに付き合ったり

去年の今頃、福祉用具の貸し剥がしのために有料レンタルに移行して、プランが中止になっていた要介護1の方がヘルパーを利用することになって復活したり

現在ハリケンの担当利用者さんは39人+予防2人。
つまりMAXなんです。
なのに、今月の更新で、現在予防で利用のない方の中にふたり、今回はどうしてもプランに繋げたいと目論んでいる利用者もいるし、今にも戻って来そうな入院者もいるんですよ。
もうひとり特定事業所どころか、減算寸前です。

他所の居介では利用者がガンガン減っていたりして大変という話も聞きますが、やっぱ医療系居介は強いですね。このように。

つい先日私が受け持つことになったデニーロさん男性。
ハリケンが認定調査だけを担当していた、ある利用者さんからの紹介でした。
64歳で末期のCOPD、在宅酸素。
ものすごく状態悪くて、肺炎で入退院を繰返しています。
7月の入院中にMSWにすすめられ、初回認定を受けたのですが、要介護1しか出なかった。
しかし呼吸困難のため起座位でしか眠れないので、どうしても2か3モーターのベッドをレンタルしたいという希望を聞いて(よせばいいのに)発奮しまい、初めてあの
軽度者に対する福祉用具貸与の例外給付申請
をやる破目になってしまいました。
区変の道も考えたのですが、カニちゃんから
「ハリケンさんの勉強にもなるし、1度やってみたら?」
と言われてやることにしました。
ちなみにひがし居介では、誰もこれやったことがないんです。
こんな面倒なことをやるくらいなら、半年後の更新まで有料で借りててもらうとか、購入してもらうとか、みんなそっちに流れていくからですね。

皆さん、やったことあります?
軽度者に対する福祉用具貸与の例外給付申請
私は今まさにこの作業をやってる真っ最中なので言わせていただきますが

こんなもの、ケアマネを苛めるためだけにあるとしか思えません。

1,2表には医師の所見や医師のフルネームを記載し
医師の意見書か診断書か主治医連絡票を添付し
もしくは電話での意見の聞き取り…の場合は詳細を記録し

4表か5表にも、貸与を受けようとする福祉用具が必要と判断するに至った経緯を記載しなくてはならないとか
モニタリングも怠らずすべしとか

もーもーブチ切れそうです。

マジうざい。
こんな面倒な書類を準備させるより
おまえらが実際に
確認しに来さえすれば
いっぺんで
済むことだろうが!


と言いたくなりますわ。

実際これをやってるとすごくよくわかるんです。
勿体つけたがりというか、貸し渋りというか、
厚生労働省が
いかにケチか
ってことが。


しかし負けません。

デニーロさんのためというか意地というか、数多いレンタル事業所の中から自社レンタルの会社を選び、この申請が通るまでの約1ヵ月の間は格安で(ホントに格安すぎて記載出来ませんw)貸してもらうことにしました。

こんな作業はキライじゃないなとも思い始めていますウソです

なんかアレに似てるんです。
ハリケンが大好きな、いつ次回作が出来るのかとイライラしちゃうアレに。

アイテムを集めたり、お店に立ち寄ったり、交渉したり、裏技使ったり
仲間を探したり、町の人から情報を集めたり-----------

そうです、アレです
ドラ○エですw。

まさしくケアマネは勇者です。
そう思えば、こんな地味な作業もちょっとは楽しい-----------


わきゃねーだろ!!!!!