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結構前に出た本ですが
検証・なぜ日本の科学者は報われないのか
サミュエル コールマン (著), Samuel Coleman (原著), 岩舘 葉子 (翻訳)
日本の研究界の問題を日本人でなく外国の方の視点で書いているというのが面白いです。なんと調査には8年を要したとのこと。
ちょっと翻訳なので頭に内容がスッと入っていかないという部分はあるが研究に少しでもかかわった人であるならばそうだよねと納得するに違いない。
分野としてはバイオサイエンスに関して書かれているがどのような研究の分野でも同じようなことが問題になっているに違いないと思います。
指摘されていた問題点として代表的なものとして
◎研究者の流動性がない→社会全体の流動性も確保する必要性
◎研究者のサポート体制が不十分(多くの研究者が研究以外の雑用に時間を費やされている)
◎研究者の管理をする人間が研究のことをわかっていない官僚的なシステム(予算なども含める)。
すこしづつ換わり行く現状の例も紹介されています。
根付いてしまったシステムを改革するのは大変ですが
まず科学者が問題点を認識し、働きかけていくということが
改革の一歩になるのではと思っています。
検証・なぜ日本の科学者は報われないのか
サミュエル コールマン (著), Samuel Coleman (原著), 岩舘 葉子 (翻訳)
日本の研究界の問題を日本人でなく外国の方の視点で書いているというのが面白いです。なんと調査には8年を要したとのこと。
ちょっと翻訳なので頭に内容がスッと入っていかないという部分はあるが研究に少しでもかかわった人であるならばそうだよねと納得するに違いない。
分野としてはバイオサイエンスに関して書かれているがどのような研究の分野でも同じようなことが問題になっているに違いないと思います。
指摘されていた問題点として代表的なものとして
◎研究者の流動性がない→社会全体の流動性も確保する必要性
◎研究者のサポート体制が不十分(多くの研究者が研究以外の雑用に時間を費やされている)
◎研究者の管理をする人間が研究のことをわかっていない官僚的なシステム(予算なども含める)。
すこしづつ換わり行く現状の例も紹介されています。
根付いてしまったシステムを改革するのは大変ですが
まず科学者が問題点を認識し、働きかけていくということが
改革の一歩になるのではと思っています。
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