Takekida's log

千里の道も一歩から

快適空間から逃避できるT型人材

2023-06-10 22:29:07 | Books
 
GO OUT (ゴーアウト) 飛び出す人だけが成功する時代 坪田一男 (著)
居心地の良いコンフォートゾーンからゴーアウトすれば
思いもよらないイノベーションが生まれ、可能性が広がっていく―
 医師や経営者などを兼任し、まさにそのような生き方をする坪田さんの人生指南です。キーワードは題名に記されているようにGo Out。あえて外に出ていくことで先細りに至るのでなく外の力との相乗効果を作っていくことが重要だというのが趣旨。将棋やスポーツなどと同じように人生も攻撃こそが最大の防御であり守ろうとすると逆にうまくいかないものなのだというのは良くある話で自分の今までのレースの経験からもそんなことを感じました。 年齢や家事、育児など言い訳にしようと思えばできるものはいくらでもありますがいつも人生は挑戦して全力で取り組むことの重要性を教えてくれる内容です。
 満足してしまうと人間はそこで成長が止まってしまう、常に新たなことに興味を持ち何が足りないのか?何を取り込めるのか?新しく起こることに興味を持ちさらに新たなIdea がないか?を常に考えることが重要だと教えてくれます。ある専門性を持ちながら幅広い視点を持つT型人材が求められているわけですが坪田さんが話しているのはこの業界を超えたTの横軸なかなか簡単なことではないですが常に外と関係性を作る努力が必要だということ。これからは周りと同調しない変な人こそが変革を起こすものだと信じていますので作り上げるべきはこういった人を押さえつけず生かす仕組みでしょう。
 日本人は組織での縛りや創造性などネガティブにとらえられることも多いですが坪田さんが取り上げている「サピエンス日本上陸 3万年前の大航海 | 海部 陽介 |本 | 通販 | Amazon」のように日本人自体は海を渡るという大きな挑戦をはたしてこの国を作ってきたのとこれまでも一気に新たなものを取り込んで社会を刷新するという技を元来持っていそうなのは事実だと思いますのでネガティブにとらえすぎることはないのかとは思います。
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