Minke whale feeding rate limitations suggest constraints on the minimum body size for engulfment filtration feeding
Nature Ecology & Evolution volume 7, pages535–546 (2023)
Nature Ecology & Evolution volume 7, pages535–546 (2023)
近い種や同じ種の中では必ずしも正しくないですがマクロにみれば恐竜もクジラも大きい餌よりも小さい餌を食べるほうが体は大きくなる傾向があるのかなと思います。クジラでもハクジラとヒゲクジラではプランクトンを食べるヒゲクジラのほうが大きく、ジンベエザメも肉食系よりも大きくなっているというのは明らかでここら辺は戦略の違いともいえるのでしょう。小さい餌は競争率は下がるのかもしれませんがその分、体を大きくしないと効率が上がらないので逆に小さい体では成り立たないということが起こっているというのが論文の分析です。 俊敏性=泳ぐ速さも反比例の傾向があるので競争しないで図体大きくするか、コンパクトにまとめて競争する世界を選ぶのかどっちかということなのでしょう。 人間の世界はここまで極端な戦略の違いというのはないですが競争せずにストレス減らして生きるのか? せかせかと競争しながら一喜一憂を楽しむのか? というような人生のスタイルと似ているとも言えなくはないかなと思います。 自分は後者の性分のようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます