気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

初夏の茶事の下ごしらえに

2016-05-28 13:16:02 | 日記
朝から生ごみを埋めに庭に少し出ると、
」がまとわりつき、格闘しておりますと、
料理の下ごしらえのお手伝いに来てくださいました。
明日は「初夏小満の茶事」です。
 
チビ芋を剥くなど、一人では嫌になりますが、
わいわいがやがや、
本当に有難いことです。
明日の天気、昼から雨模様で気になりますが、
楽しみにしてくださいね。

「蚊」で蕪村の一つの句を思い出しました。
蚊の声す 忍冬の花 散るたびに
季節感にあふれた句ですが、
これからは庭に出るのにも、蚊に注意しなければいけません。
地球温暖化の影響でしょうか、
蚊が媒介する「ジカ熱」や「デング熱」もありますからね。

またこの「忍冬の花(スイカズラ)」に出会っておりました。
一週館前に買い物の途中、住宅地の人工のせせらぎ
夏を感じながら歩いていると、グランドの斜面の
笹薮にまぎれてに一つの茎に二つ並んだ白い花が、
人の唇によく似ており、『スイカズラ』です。
笹をかき分けて、蚊などのは羽音におどおどしながら
カメラを向けました。
 
花の色は白色、咲き始めなのか特有な甘い香りはしません。
昆虫などはこの香りに誘引されて受粉するそうで、
受粉すると黄色に変わり、白と黄色の花を同時に付けた
金銀花(きんぎんか)になるます。
これを後日の楽しみにしておりましたが、
数日後、散歩の途中寄りますと残念なことに、
笹薮が刈り取られております。残念!

付記)「スイカズラ」の名前の由来は
花の蜜を吸うと甘い味がして、つる性の低木(カズラ)と
いうことから、吸い葛(スイカズラ)という名に。
また冬にも葉が落ちないことから、忍冬(ニンドウ)の名も、
これにはさらに唐草模様のひとつに忍冬唐草模様があり、
模様がこの花の蔓や葉に形が似ていることともいわれています。

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