気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

名古屋の徳川美術館へ

2018-05-04 09:42:04 | 美術館・博物館
今日は「みどりの日」主旨は”自然にしたしむとともにその
恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ”と
チビギャングのお世話で、楽しく過ごすことになりそう。

名古屋の美術館巡り、四館目は『徳川美術館』と徳川園に。
結婚式が午後三時からのため、朝から出かけることに。
この日の名古屋は26℃と夏日、歩いていると暑いの一言。
入り口は「黒門」昭和20年の大空襲を免れた総けやき造りの
三間薬医門で、武家屋敷の面影が伺われ、東大の赤門も。
外 内側から

『徳川美術館』へのアプローチ、そして入り口になります。
 
1550円を支払い、徳川美術館の入館券と徳川園の入園券、


第一展示室 武家のシンボル―武具・刀剣―
 保存状態が良く、流石ですね。

第二展示室 大名の数寄―茶の湯―
『猿面茶室』は名古屋城二の丸御殿にあり、待庵、如庵と並ぶ
茶室でしたが、先の戦災で焼失し復原(写真はHPより)され
その見取り図になります。
猿面の名前の由来は床柱の節の模様からで、萱葺屋根の素朴な
概観で、内部は四畳半台目、下座床になり、茶道口と給仕口が
あり、広縁も付けられた古い形式で、織部や織田有楽の好みの
作例に見いだされます。
  

 1.花籠図 伝趙昌筆 明時代
 5.芦屋網代釜 江戸時代
 8.古薩摩茄子茶入 銘 横雲 桃山~江戸時代
 11.井戸茶碗 銘 磯清水 朝鮮王朝16世紀
 12.斗々屋茶碗 銘 蛍 朝鮮王朝
 13.飯室切 金光明経註釈断簡 伝嵯峨天皇筆・
               伝弘法大師加筆 平安時代
   註釈を弘法大師が入れられたと・・・
 20.三島牡丹文俵形花生 朝鮮王朝
 21.青磁八掛文水指 元~明:三つ足の大香炉を水指に転用
 22.唐物茶壺 銘 大般若 大名物 南宋~元
   千利休、豊臣秀吉、徳川家康ほか所蔵と
唐物茶壺    

 24.漢作文琳茶入 銘 苫屋(とまや) 大名物 南宋~元
   全体に飴色釉がかかり、2つの雪崩のうち1つは底まで
   肩の下には横筋が三条あるのですが・・・底は糸切りと。
   銘は藤原定家の歌より
 「見渡せば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ」


 25.唐物内海茶入  南宋~元
 26.瀬戸野田手茶入 銘 菖蒲草 本願寺伝来 室町時代
 28.黄天目     南宋~元:極めて貴重な一品
 29.三島外花茶碗  朝鮮王朝
   外回りに大きな牡丹文が二輪、白土で厚く浮き彫りが
三島外花茶碗

第三展示室 大名の室礼 -書院飾り-
 1.牡丹図 三幅対 伝王若水筆
 7.堆朱牡丹文香合 彫銘 張成造 
鎖の間があり、天井から炉の上に鎖を吊って釜が掛けられ
茶室と書院の中間にある座敷になるが、書院に属すと。
 3.鉄切合風炉・釜 辻与次郎作 桃山時代
 8.唐物丸壺茶入 南宋~元
 9.内朱外青漆四方盆 名物 元から明

第4展示室 武家の式楽 ー能ー
第五展示室 大名の雅び -奥道具-
 初音の調度 75点が国宝に
 三代将軍家光の長女千代姫が 尾張二代光友に嫁ぐ際に 
 持参した調度品、名の由来は源氏物語、初音の帖の
 『年月を松にひかれてふる人に今日鶯の初音きかせよ』
 8.胡蝶蒔絵将棋盤・駒箱 1639年 国宝
 ・・・
蓬左文庫展示室1・2 華ひらく皇室文化
 ①プロローグ 明治宮廷前史
 ・・・
徳川美術館本館 華ひらく皇室文化 
 ③鹿鳴館の時代と明治宮殿
 ④明治宮廷を彩る技と美

宝善亭で昼食の予定が・・・1時まで一杯だということで
(予約をお勧めします)

展示数も多く、煌びやかすぎて大変ですので、
ゆっくり時間を取る必要がありますね。

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