気軽に茶道をしてます。

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お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「一陽来復」の日は酉年最後のお稽古で「法磨之式」を

2017-12-22 17:56:35 | お稽古
奈良の冬至の日の日の出は氷点下1.1℃の最低気温を記録した
時間に、朝焼けのなかで凍てついた空気を切り裂き、太陽が
陰極まって陽となりました。
易経からの出典で冬が終わり春が来る意味の「一陽来復」とも
TVのニュースでは、太陽の神様天照大御神を祭る伊勢神宮内宮
宇治橋前、大鳥居の真ん中からのご来光を700人の方々が
見守られる中、昇ってきておりました。
なお、1月5日まで鳥居の中から昇るのだそうです。
yahooニュースより
柚子湯や「ん」のつく食べ物で運盛りをしなければ
でも、新年そして節分を過ぎ立春を迎えなくては春は来ね。

今朝は酉年最後のお稽古に伺いました。

東大寺大仏殿の鴟尾が見えると、自然と身が引き締まります。
お伺いすると、朝は「法磨之式」で、昼からは濃茶付花月を
気が付くともう夕暮れ、今日は昼間が一番短い日でしたね。

「法磨之式(ほうまのしき)」は、新版・茶道大辞典によると
”花月之式の一種。裏千家十二代又妙斎(ゆうみょうさい)に
 よって点前の錬磨を目的に考案された。客四人と亭主で行う
 もので、まず花を 客に所望し、亭主が炭点前をなし、
 折据を回し点前を定め、一二三之式を行う。”と

酉年一年たくさんお教えいただけ、ありがとうございました。

自宅稽古は、この日曜と月曜の二回を残すのみ、
新春早々の初釜にむけ、最後の稽古にもなります。
がんばらねば。

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