気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

皐月の玄関、色紙は憔悴した徳川家康様を

2018-05-01 14:50:02 | しつらえ
今日から皐月、玄関のしつらえを変えました。

今年も奈良一刀彫・荒木義人さんの「兜」
先生の作品の中では一番小さな兜ですが、お気に入り。


色紙は・・・
先日訪れた徳川美術館で求めた『徳川家康三方ヶ原戦役画像』
                 桃山時代、16世紀
”家康31歳1572年12月、武田信玄との三方ヶ原での敗戦を
 肝に銘じるため後年憔悴しきった姿を描かせ、慢心の自戒と
 して生涯手離さなかったと伝えられる。”と

五人の男の孫に、話をして皐月の節句を祝ってあげましょう。

もう一つは・・・
徳川美術館のそばの徳川園には「イチハツ」が咲いており、
思い出した可哀相な陶器の菖蒲香合、皐月になると風炉で香合
も木地や塗物等になり焼き物は使えませんので、玄関に。
邪気を祓ってもらいましょう。


イチハツ』は一初・逸初とも書き、中国原産でアヤメ類の中
で一番早く咲き出し、一初草から一初となったらしいですが、
シャガやジャーマンアイリスの方が早いのでは?・・・
”茎先に花径10センチくらいの藤紫色の小振な花をつけ、
 外側の大きい花びら(外花被)には、つけ根の部分から真ん中
 にかけて、鶏の鶏冠のような白い襞が区別するポイントとで
 乾燥に強く、花言葉は「知恵」と”(みんなの花図鑑より)
   

イチハツは和風なら、我が家に咲く「ジャーマンアイリス」は
大振りで彩も西洋的ですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿