goo blog サービス終了のお知らせ 

気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

冬苺はジャムに、秋櫻子は

2016-01-05 17:36:42 | グルメ
今朝から、先生宅での初釜があり、
先生のお弟子様達ですから、緊張いたしました。
得るものも多く、まだ整理しきれません。
・・・・・
大晦日に石上神宮の大祓式に伺った折の
冬苺にまだ触れておりませんでしたね。

大祓式にお会いした旧知のご夫妻とのひとコマです。
式が終わるや否や、いつもの如く、
”冬苺取りに行くよ”と
孫達が、何の疑いもなく、先生の声の様に
導かれるようにもう歩き出しておりました。
昨年は農家の方に、怒られたのにも関わらずです。
山里ですので、少し中に入り込むと、
去年見つけた冬苺のなっている場所、今年もありました。
孫達は、水路を飛び越え、土手を登ります。
暮れも間近で、暗くなっており、
足元が心配ですが、必死に赤い実を取り始めました。

蔓ひけば こぼるゝ珠や 冬苺』 杉田久女

”あっという間に15分程たち、寒いから帰りましょうと”
なかなかいうことを聞いてくれませんが、
”ラーメン食べに行くよ”
食べ物には弱いですね。

採れた量は少ないですが、
帰って、ジャムにしてみました。
 
萼と毛を丁寧に取り除き、軽く水洗をして
同量の砂糖とレモン果汁を加えます。
弱火で煮込みながらゆっくりかき回し、
馴染んできた所で、一旦強火にすると
粘りが増してきた時点で、完成になります。
透き通った美しい赤のジャムができました。
酸味と甘みが程よく毎日いただくヨーグルトに

水原秋櫻子は、『冬苺』の季語で
このような句を残されております。
余生なほ なすことあらむ 冬苺
 
まだまだ余生というには、本当は失礼なのですが、
私には、色々なことを考えさせてくれます。
きらりと光るためには、日々精進あるのみです。

備考)
フユイチゴ(冬苺・寒苺)は、
バラ科キイチゴ属で、匍匐して地表を這い、
緑葉はハート型で、ツヤがあり、縁は鋸歯を有し、
裏面に細かい毛があります。
花期は9月から10月で、白い花をつけ、
晩秋から赤い果実がなる木苺の一種。
11月から1月のころになると、熟すことから、
フユイチゴと呼ばれており、
かなり甘酸っぱいですが、食べれますよ。
        (ウキペディアより引用)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿