気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

炉開きに伺いました

2016-11-03 15:28:15 | お稽古
今日は先生の『炉開き』、10時前だというのに奈良市内は、
車が駐車場を求めて、狭い路地まで入り込んできておりました。
先日の日曜稽古の帰りに渋滞に巻き込まれてしまったこともあり、
送ってもらい、帰りは電車でと思っていたのですが、
有難いことに、乗せていただけ、お昼前でもありましたので、
渋滞は軽度で帰り着けました。

少しだけ紹介させていただきます。
待合いは、紅葉図で宗哲と淡々斎の合作
床のお軸は、消息(山中に・・・)又玄斎一燈
ゆっくり拝見できればよかったのですが、残念。

花は、本席に輝葉と白玉椿で、お薄席は寒菊と椿?に
左千夫はこんな歌を詠んでおります。
炉開の室の花には錦木にやつれ野菊そへ挿せるよし
                    
主菓子は奈良、萬々堂通則 砧餅
干菓子は、二種類で
伊賀上野「紅梅屋」の『うす紅葉
初秋の黄色は、高知産の柚子表皮を細かいおろし金でおろした
柚子砂糖を使用されており、錦秋の橙色は桂皮味で作られる。

奈良「千代の舎 竹村」の『古瓦
南都七大寺の軒丸瓦の意匠を取り入れたお干菓子で、
和三盆糖、山の芋、吉野葛などが使われています。

唐招提寺では、写経に訪れた拝観者らに出されており、
一枚だけ頂いてますので、再現写真を一枚。
 
私も六日の日曜日に炉開きをさせていただく予定ですので
非常に勉強になりました。
今日はもう何も用事がないのをいいことにして、
のんびりとはしてはおれません。というのも
庭は昨日にやっと来て頂け、木々はさっぱりしましたが、
よく見ると細かい葉っぱ等が残っており、掃除もしなくては、
そして大事な今月のしつらえも準備しなくては・・・。

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