気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

七夕月に色紙点前(御所籠)を

2016-07-09 14:38:53 | お稽古
朝から雨が、時おり激しく降っており、
奈良県内に警報も発令されておりますが、
南紀・白浜では100ミリ以上もの豪雨に、
何事もなきように。。。

昨日は昼すぎからお稽古に見えられました。
来月は御所籠を使った色紙点前を”とのお約束。
今まで機会がなく、テキストを見ながらですが、直ぐに
一通りの点前を試してみますと、少しややこしいですが、
他の茶箱ができたら大丈夫ということを確認し安心

色紙点前は、十四代淡々斎が、
十三代圓能斎の好まれた御所籠を用いて創案され
茶巾箱と四枚の古帛紗などの道具の配置が、
色紙を散らしたようになるところからだそうです。
なお本歌には、七宝繋雪月花文の白茶地蜀紦風、紫塩瀬
鳳凰唐草緞子二枚の古帛紗が添えられているそうです。

利休居士は、「南方録」に野点の難しさを
『よくよく巧者の所作ならでは成りがたし』と結んでおり
興が乗り過ぎることを諌めております。

やはり、お稽古になると少し怪しいところが・・・
手元に、テキストを持ってまいりました。
  
お稽古が終わると、夕方からと思っていた雨が
降り始めておりました。
思い込みが、油断大敵!
精進しなければなりませんね。

なお玄関のしつらえは、
七夕は過ぎましたが、七夕月ですので、
寸松庵色紙三井記念美術館蔵の複製(コロタイプ印刷)
きのとものり
あまのがわあさせ
しらなみたどり
つゝわたりはてぬ
にあけぞし
にける     (古今和歌集巻第四・秋歌上) 
  
花は、ハギ、ムラサキシキブの花、ミズヒキ

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