紅葉情報も真っ盛りとなってきましたね。
先日伺ったのは『ミホ・ミュージアムMIHO MUSEUM』
いつも通り素晴らしいロケ-ション、紅葉も楽しめました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ae/a61ac34add4115f3a6ec2e7262056ee8.jpg)
”百(もも)の手すさび-近代の茶杓と数寄者往来”
この秋季特別展Ⅱは12月2日(日)まで
ところで『手すさび 』って何?
暇つぶし、気晴らしなどの目的で行われる他愛もないことの総称
手すさみ、手慰みとありました。
茶杓とは?
古くは茶事・茶会のたびに作ることがなされており、
そのため保存しておく習慣がなく、
古い時代のものはあまり残されてはいないと言うことです。
又、茶杓には、露、櫂先、茶溜まり、節、節、追取、切止と
名所がありそのすべてを備えているのが茶杓であり、
一点でも欠けているものは、
竹べらでしかないということですので・・・
それでもひとかけらの竹でできた茶杓は、
今ではお茶の世界では大変尊ばれており、
茶杓は茶道具の中で、
もっとも人間味をおびているものだとも言われますが、
それはどうしてでしょう。
HPより
茶杓には作った人の心が入っているということになるのでは?
百本以上の茶杓が並んでおりましたが、
遠くに見ればシンプルな竹のさじでありますが
よく見れば、それぞれ人の顔が違うように
どれ一つ同じものがありませんでした
削り手の心を写しその手のぬくもりが伝わってくるものが茶杓
茶人、数寄者の方々の手遊びによりつくられ、銘がつけられ、
それぞれの茶事に使われます。
お道具の中でもしっかり握りしめる茶杓は、
先人の温もりに最も近い道具として、大変魅力的ですね。
大切なのか茶杓の筒で、
茶杓が20%、筒は80%の価値であると言っておられ、
やはり誰が作り、どのような銘かが、一番大切と。
お稽古でその日その時の銘をつけ楽しんでおりますが、
お茶の心を勉強する上で、
一番大切なお稽古であるのではと思えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/71/e98a3153c5cf14af5bbff6c9810bf3c1.jpg)
展示を紹介します。
・近代以前の茶杓 贈り筒を中心に 6点
No.1の茶杓 千利休「タゝイヘ様参」北村美術館
一番見たかったのが前期のみの展示で残念、
「黒田正玄の茶杓の見かた」淡交社、p47見ておりますが…
北村美術館へ行かなくてはなりませんね。
2.茶杓 千利休「川道喜」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/35/dbbce2a571cf48c8fad8cbe33aa02209_s.jpg)
・益田鈍翁 近代数寄者の大立者 31点
No.33茶杓 鈍翁「年暮」1938年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/a7/89d1db50f05a78cd45782a34e9988433_s.jpg)
No.38茶杓 鈍翁「久世」ゆがみが銘とベストマッチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/1a/29b23d947f9aec7f542895f94d75fd6e_s.jpg)
・鈍翁を取り巻く関東・中京の数寄者による茶杓 44点
No.65茶杓 高橋箒庵「雲龍」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/23/67d1c92705278a29a5dda0791d91de33_s.jpg)
・女性よる茶杓 9点
No.104茶杓 上村松園「蜻蛉」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/73/70bf375d7f5c0951603962880cb30cb5_s.jpg)
・関西における数寄者の茶杓 36点
No.109茶杓 村山玄庵「如意」
No.112小井戸茶碗「六地蔵」泉屋博古館分館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/4f/da0d964e9f43eca334c77822939ebff9_s.jpg)
・文化人の茶杓 29点
No.147茶杓 谷崎潤一郎「細雪」逸翁美術館
・特集:心を映す 6点
No.182陶製茶杓 金重陶陽
・茶杓とは 6点
No.184象牙二本入茶杓 千宗旦「そうけ」
言葉が出ませんでした。
頭の中が整理できておらず、さきほどの黒田正玄「茶杓の見かた」
読みながら時間がかかりますね。
先日伺ったのは『ミホ・ミュージアムMIHO MUSEUM』
いつも通り素晴らしいロケ-ション、紅葉も楽しめました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ae/a61ac34add4115f3a6ec2e7262056ee8.jpg)
”百(もも)の手すさび-近代の茶杓と数寄者往来”
この秋季特別展Ⅱは12月2日(日)まで
ところで『手すさび 』って何?
暇つぶし、気晴らしなどの目的で行われる他愛もないことの総称
手すさみ、手慰みとありました。
茶杓とは?
古くは茶事・茶会のたびに作ることがなされており、
そのため保存しておく習慣がなく、
古い時代のものはあまり残されてはいないと言うことです。
又、茶杓には、露、櫂先、茶溜まり、節、節、追取、切止と
名所がありそのすべてを備えているのが茶杓であり、
一点でも欠けているものは、
竹べらでしかないということですので・・・
それでもひとかけらの竹でできた茶杓は、
今ではお茶の世界では大変尊ばれており、
茶杓は茶道具の中で、
もっとも人間味をおびているものだとも言われますが、
それはどうしてでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/62/ef4b888e43c218dce536fd5815b20887_s.jpg)
茶杓には作った人の心が入っているということになるのでは?
百本以上の茶杓が並んでおりましたが、
遠くに見ればシンプルな竹のさじでありますが
よく見れば、それぞれ人の顔が違うように
どれ一つ同じものがありませんでした
削り手の心を写しその手のぬくもりが伝わってくるものが茶杓
茶人、数寄者の方々の手遊びによりつくられ、銘がつけられ、
それぞれの茶事に使われます。
お道具の中でもしっかり握りしめる茶杓は、
先人の温もりに最も近い道具として、大変魅力的ですね。
大切なのか茶杓の筒で、
茶杓が20%、筒は80%の価値であると言っておられ、
やはり誰が作り、どのような銘かが、一番大切と。
お稽古でその日その時の銘をつけ楽しんでおりますが、
お茶の心を勉強する上で、
一番大切なお稽古であるのではと思えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/71/e98a3153c5cf14af5bbff6c9810bf3c1.jpg)
展示を紹介します。
・近代以前の茶杓 贈り筒を中心に 6点
No.1の茶杓 千利休「タゝイヘ様参」北村美術館
一番見たかったのが前期のみの展示で残念、
「黒田正玄の茶杓の見かた」淡交社、p47見ておりますが…
北村美術館へ行かなくてはなりませんね。
2.茶杓 千利休「川道喜」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/35/dbbce2a571cf48c8fad8cbe33aa02209_s.jpg)
・益田鈍翁 近代数寄者の大立者 31点
No.33茶杓 鈍翁「年暮」1938年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/a7/89d1db50f05a78cd45782a34e9988433_s.jpg)
No.38茶杓 鈍翁「久世」ゆがみが銘とベストマッチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/1a/29b23d947f9aec7f542895f94d75fd6e_s.jpg)
・鈍翁を取り巻く関東・中京の数寄者による茶杓 44点
No.65茶杓 高橋箒庵「雲龍」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/23/67d1c92705278a29a5dda0791d91de33_s.jpg)
・女性よる茶杓 9点
No.104茶杓 上村松園「蜻蛉」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/73/70bf375d7f5c0951603962880cb30cb5_s.jpg)
・関西における数寄者の茶杓 36点
No.109茶杓 村山玄庵「如意」
No.112小井戸茶碗「六地蔵」泉屋博古館分館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/4f/da0d964e9f43eca334c77822939ebff9_s.jpg)
・文化人の茶杓 29点
No.147茶杓 谷崎潤一郎「細雪」逸翁美術館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/f7/25ede6d4a6cdd2f9e44abdb7956e34b8_s.jpg)
・特集:心を映す 6点
No.182陶製茶杓 金重陶陽
・茶杓とは 6点
No.184象牙二本入茶杓 千宗旦「そうけ」
言葉が出ませんでした。
頭の中が整理できておらず、さきほどの黒田正玄「茶杓の見かた」
読みながら時間がかかりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/45/e626857af25f53b37a3fc58d573bfb49_s.jpg)