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屋根に問題

2009-02-17 23:25:22 | 家ができるまで
みなさん、こんばんは。


先日A様邸の現場チェックに行ってから、ずっと問題になっていることなんですが。



この画像から問題点が分かるでしょうか・・・

実は今回の立会いでは、A様のお父様も見えたんですが、塗装・防水のスペシャリストなんです。

その方が真っ先に指摘した点だったんですが、



青いラインの上、白い部分と茶色の部分の間に隙間が開いていません。

白い部分を破風板というんですが、屋根材を数cm以上ふかした状態で施工し、破風板に水がかからないような措置をするんです。

これでは、雨だれが破風板に常に流れ込んでしまい、破風板の割れやしいては雨漏りにつながるとのこと。

メーカー側はこれを標準の施工だ、ということなんですが、さてどうなんでしょう?

破風板のメーカーである、東レACE㈱の営業課に連絡して聞いてみました。

その結果、

①破風板はそもそも雨にさらされることを前提に作っているため、雨にぬれたからと言って商品がどうなるものでもない。
ただし、長年の耐久性を考えた場合、水がかからないに越したことはない。

②メーカーの推奨する施工基準として、屋根材をふかした上、破風板に雨だれがかからないようにすることを指示している。

③このように屋根材と破風板をツライチで施工する業者があるというのは、ちょっと常識では考えられない。

とのことでした。

メーカーの施工基準と違う施工をしていることについて、改善を指示できるのか・・・

今週末に再度現場での話し合いが持たれますが、施工業者は技術者を呼んで、その問題の”なさ”についてお話したいとのこと。

まずは話を聞いてみようと思います。