hokutoのきまぐれ散歩

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東京モノレール

2014-07-04 06:29:19 | 日記

鉄道シリーズ その70。今回は東京モノレール。東京モノレールは山手線浜松町駅から羽田空港第2ビルまで17.8kmを結ぶ日本では最初の本格的なモノレール線である。当初1961年に免許取得した頃は新橋を起点と考えていたが、用地取得がならず、やむなく浜松町を始発とした。


開業は1964年9月17日で東京オリンピックの直前、そのため今年に50周年を迎える。元は主要株主は日立グループであったが、2002年にJR東日本が日立物流の株式を買い取り、今はJR東日本の傘下にある。


当初は日立グループであったため、車両は全て日立製である。開業当時は100系という3両編成、途中駅もなく、空港への乗客輸送のみを行なっていたが、その後、1965年に大井競馬場駅、67年に羽田整備場駅、69年に流通センター駅、85年に昭和島駅、92年に天王洲アイル駅を開業、93年には羽田空港旅客ターミナル移設に伴い羽田駅(現、天空橋駅)を移設、更に羽田空港駅(現、羽田空港第1ビル駅)まで延伸、さらに2004年羽田空港第2ビル開業に伴い、延伸、2010年に羽田空港国際ビル開業と共に駅も開業した。このため、空港利用客以外にも利用客は増加し、昨年7月に導入された10000系は6両編成となっている。


また、しばらくは各駅停車しかなかったが、2004年に快速運転、2007年には快速運転を空港快速と区間快速に改め、最速18分で浜松町と空港第2ビルを結んでいる。これは平行して走る京浜急行(快速急行で品川~羽田空港17分)との熾烈な客の奪い合いのためで、今後、東京駅までの延伸の計画も出されている。(ただし、まだ本格化はしていない。)

まあ、早いと言っても地上を走る電車ではないため、空港快速でも平均57.7km/hではあるが。しかし、オリンピック開催などで羽田空港とのアクセスがさらに重要な問題になる中、東京モノレールの次なる手が気になる。