このところランチグルメが続くが、今回は稲庭うどんの名物ランチ。午後2時前にようやく昼飯が食べられる時間が出来たが、新橋駅近くにいたため、先日銀行の先輩N氏に教えられたうどん屋に行ってみる。
場所は新橋駅前ビル1号館2階の稲庭うどんの店『七蔵』。あと5分で2時というのに店の前にはまだ短い列。しかし、よく見ると店の中には15人位の列が出来ている。ただ、店の人は直ぐご案内出来るとの話で、確かに皆食べ終わり出てくる時間。まず、レジでうどん単品か、セットかを聞かれ、セットの場合は丼を選び、お金を支払う。
以前に先輩に教わった通り、『小セットのバラちらし(1100円)』を注文し、列の最後尾につく。しかし、ものの5分で席に案内される。バラちらしはレジを見ていると小生が注文後に直ぐに売り切れたので幸運かなと思うが、他にもサーモンイクラ丼、まぐろ丼、ミックス丼、高菜イクラ丼などかなり選択肢は多い。
まあ、2時を過ぎても列が出来ていること自体すごいが、訪れる際に気を付けてもらいたいのは昼の営業は2時10分までということ。
席に着いてまた5分で注文の品が到着。先ずはうどんを一口、温かいゴマとミョウガ、さらに鴨の出汁の良く効いたつけ汁に細く喉越しのよい稲庭うどんが良く合う。改めて食べると余計な甘みはなく、箸が進む。しかし、中規模のザル一杯のうどんは結構量もあり、これだけでも十分。
一方、バラちらしはサイコロ状に刻まれたマグロ、サーモンなどの刺身とイクラ、キュウリ、椎茸、卵焼きなどが入り、自体には醤油を中心とした甘めのタレで味が付けられ、ワサビが添えられている。しっとりとした具材の中でキュウリの食感がよく、なかなか旨いが、丼は普通の大きさで本当にミニ丼⁇と思う。ついでだが、一緒に付いている白菜漬けも旨い。
これを一気に食べるのだから腹も膨れるはず。最後にテーブルにあるスープでつけ汁を割って飲むと満足。ポットに記載の通りあまり薄めないのがコツ。それにしても、周りのお客さんには女性も半数位いるが、うどんのみで丼なしの人は殆どいない。その皆様の健啖ぶりにも驚く。
以前に夜に2回呑みに来たが、呑まずに食べる稲庭うどんの味は格別である。ただし、つまみ~ローストビーフやフォアグラの味噌漬け~も格別で、次回は夜の部でレポートしたい。
七蔵
港区新橋2ー20ー15新橋駅前ビル
0335715012