ほはとの日誌

個人の日誌として利用

ベンチ椅子と楊柳ズボン

2011-07-01 | Weblog
新しく家を建てて5年ほどもたつが、家具は以前からのものを使っていた。
去年、ダイニングテーブルを新しくしたので、今年は長椅子を新しくしたい。ソファも考えたがベンチのような長椅子にすることした。今年のはじめに息子にお願いしていたが、今日になったようやく出来上がってくる。

  
ベンチ椅子


病院に検査入院しているときに、4人部屋のむかいの患者が大工の鳶職の人で、患者は普通パジャマを着るのだが、この人は作務衣のズボンのようなものを履いていた。作務衣のように裾は絞ってない。腰の部分はゴム、ズボンはダブッとしている。夏としては非常に着心地がよさそうだった。どこで入手したのか聞いてみると、茅ヶ崎のお祭り用品を売っている田村屋とのこと、退院したので、早速買いに行く。ところが適当なものがなかった。藤沢の同様のお祭用品を売っている「小塚屋」に行ってみたら、「楊柳」のズボンがあったので買ってきた。(5,900円)非常に履き心地が良い。上着もあったので、そのうち買いたいと思っている。


楊柳のズボン

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楊柳(ようりゅう)(STRIPED CREPE)とは、

ヨコ糸に「強撚糸」(きょうねんし)を用いて、布面に「しぼ」を出した綿織物を、綿クレープ cotton crepe または ちぢみ(縮) と言います。
※ 絹の場合は、特別にちりめん(縮緬)と言います。
→ ヨコ糸の強撚糸の撚りが戻ろうとする力(トルク)で布面に「しぼ」が出ます。

その中でも、タテ方向に筋のように「しぼ」を出したものを、特に楊柳と言います。
柳の葉を重ねたように「しぼ」が現れるので、そう呼ばれています。綿や綿麻混のものが多いです。

【一般的な楊柳の特長】
(1) 丈夫で、しわになりくにい。(ノーアイロン)
(2) 美しいしぼが見た目に涼感がある。
(3) さらっとした肌触りがある。
(4) 吸汗性、速乾性に優れている。
(5) 風通しがいい。
一般的な用途は、夏物のジャケット、シャツ、ブラウス、肌着、シーツなどです。