NHKでしばらくこういうタイトルの番組をやっていましてね。
ちょっとヒネたことでも書いてやろうかと思ったんですが、思いのほか良かったんですよ。なんか。
宮沢賢治の文学を、ただ「幻想」とか、「挽歌」とかいう目で見ているのは、偏っているのではないかと思っていたんですがね、
ここのところが、わりかし、さっくりと切り替えてあったので、見ていて新鮮だったんです。
「注文の多い料理店」なんか、現代風にやってしまえば、そりゃバリバリと山猫に喰われちゃう話になるわけで。
「月夜のでんしんばしら」がいきなりハイテンションで行進していたっていいわけですよ。
それも現代風な「いきなり」感で。
最後の「銀河鉄道の夜」は役者と脚本がよかったけど、ここは却って斬新な映像を用意する方が難しい。
いままで散々クリエイター達が挑んできていますからね。
それならちゃんと「石炭袋」をリアルに描くべきだったし、月夜に列車が霧散するのではなく、マゼラン星雲をバックに散ってほしかった。
賢治さんについては、好きな人が、みんなそれぞれのイメージを持ちすぎていますからね、それに付き合うってのも大変なことでしょ。
おもしろく観させていただきました。
ちょっとヒネたことでも書いてやろうかと思ったんですが、思いのほか良かったんですよ。なんか。
宮沢賢治の文学を、ただ「幻想」とか、「挽歌」とかいう目で見ているのは、偏っているのではないかと思っていたんですがね、
ここのところが、わりかし、さっくりと切り替えてあったので、見ていて新鮮だったんです。
「注文の多い料理店」なんか、現代風にやってしまえば、そりゃバリバリと山猫に喰われちゃう話になるわけで。
「月夜のでんしんばしら」がいきなりハイテンションで行進していたっていいわけですよ。
それも現代風な「いきなり」感で。
最後の「銀河鉄道の夜」は役者と脚本がよかったけど、ここは却って斬新な映像を用意する方が難しい。
いままで散々クリエイター達が挑んできていますからね。
それならちゃんと「石炭袋」をリアルに描くべきだったし、月夜に列車が霧散するのではなく、マゼラン星雲をバックに散ってほしかった。
賢治さんについては、好きな人が、みんなそれぞれのイメージを持ちすぎていますからね、それに付き合うってのも大変なことでしょ。
おもしろく観させていただきました。
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