放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

ポニョ戦紀5

2008年11月20日 00時51分43秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 保育園でみんなで集まる日がきた。でもまだ「ポニョ」は通して弾けない。
 仕事の関係でちょっと遅れて保育園へ伺うと、ウチの息子がいない。
 「M-クン、お熱でたの。」
 「おでこにペッタンしてたの。」 
 すかさず教えてくれる年長さんの女の子たち。
 こういう情報って、たいてい女の子からもたらされる。男の子は遊ぶのに忙しくて、つかまえて訊かなきゃ教えてくれない。
 とりあえず家に連絡。すると「寝込んでいるわけではない」とのこと。
 さしあたって緊急事態ではなさそうだ。
 けれども終始おちつかない気分での打ち合わせだった。

 この日、ありがたいことに一緒に演奏してくれるヒトがみつかった。
 一人はなんとトランペット!、もう一人は鍵盤ハーモニカ。
 これでピアノには出来ないような盛り上げ方ができる。以前からソロパートとかピアノ一本で盛り上げるのはキツいと思っていた。これでいい。一人じゃないと思うだけでどれだけ気持ちが楽になることか。
 この日、ピアノは弾かなかった(弾けなかった)が、「ポニョ」を口唱和(笑)で伴奏をして、歌のリハーサルを終えた。当日のことを訊かれたので、折角だから生ピアノで臨みたい旨を申し出た。

  やっとなんとか「ポニョ」を通して弾けるようになったのは、もう11月に入ってから。
 そうだ、ヨコで誰かに歌ってもらってピアノを弾いたほうがより本番らしい練習になるんじゃないだろうか。
 と思い立ち、BELAちゃんに協力をお願いした。彼女も歌詞を覚える必要があるのだ。

 「・・・・・・・んん。」
 歌い終わってからBELAちゃんが少しムズカシイ顔をした。
 「これだとテンポ遅くない? 間延びしすぎて歌いにくいよ。」 
 え、そう?
 「ポニョ」のCDを持ってきてピアノのそばでかけてみる。
 「・・・・・・・。」
 速い。確かに速い。
 今度はCDにあわせて弾いてみた。速っ!ダメだっ、全然追いつけない!
 
 いまさらながら「崖の上のポニョ」のテンポの速さに愕然とする。
 自分が全然弾きこなせていないことにもショックだった。
 「どうしてもこのテンポで弾いてくれなきゃ。みんなが困るよ。」

 ズーン。
 まだまだ修行が足りぬようじゃ・・・。
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