放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

角館ー花巻旅行記(角館にて)

2018年09月15日 00時29分17秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 8月4日土曜日。
 朝早くから大急ぎで出かける支度をしつつ、BELAちゃんがおにぎりを握ってくれた。
 朝食をゆっくり摂れれば贅沢なことだが、移動時間を考えるとかなりキツい。
 なにしろ本日の1stミッションは、「お昼前に角館に居ること」なのだから。
 コンビニでおにぎりを買う事もできるが、それはそれで「コンビニに寄る」という時間的なロスと経済的なロスを生む。お家で握るおにぎりが一番なのだ。旅行中しばらく食べられなくなる味だしね。

 仙台から東北道に上がる。以前は古川あたりまで北上してから上がったりしていたが、今日はさっさと上がった。時間重視だ。しかし結構混んでいるな。お盆渋滞の前哨戦的な?
 一気に長者原まで。トイレ休憩をはさんで再び疾走する。
 北上から秋田道へ分岐する。ここからは初めての道になる。
 見えてくる民家はやはり重厚な屋根を持つ。雪ぶかい所なんだね。
 僕は秋田道を横手で下りて国道13号線で角館まで北上するつもりだった。しかし行けるところまで秋田道で行ったほうがいいんじゃないかという話になって、大仙まで下りずに進んだ。結果的にこっちのほうが楽だったかもしれない。初めての角館だから、何の道も知らない道。ただでさえキョロキョロしてしまい疲れるのだから、少しでも高速道で距離を稼いだほうがいいのだ。
 大仙(大曲)で下りて、国道105号線へ。
 下(一般道)へ下りてみてまず目に入ったのは御殿のような住宅。
 あ秋田杉か。
 白無垢の太い材を組み合わせ、さらに白い材で連子窓や装飾をあしらう。豪壮かつ端正。材の白さ際立つのは厳しい雪国だからなのか。雪上の紫外線は褪色作用が強いという。それはそれは白く美しい白無垢材ができるのだろう。これだけ綺麗だと柿渋色に塗っちゃうのが勿体無い。
 ずうっと眺めていたいけど時間はすでに10時を廻っている。先を急がなきゃ。

 初めての道。土地勘のない地。
 どうも秋田杉に見とれてしまう。正直うらやましい。ここまで美しい白無垢材の家屋群を見れるのは秋田だけかも。
 先を急ごう。どんどん急ごう。
 どんどんどんどん どんどんどんぱん

 ん? 今「ドンパン節」と書かれた旗なかった?
 あ、も一つあった。
 へぇ、大仙市は「ドンパン節」発祥の地なんだ。
 どんどん旗が増えてくる。幟も立っている。ドンパン節だらけだ。
 来週にはドンパン祭りが開催されるらしい。そんでもってドンパンだけに花火がドンパンと1000発も打ち上げられるらしい。来週来ればよかったか。

 少し静かな道になってきた。
 国道を北上。大きな川を越えたところで左折する。これで角館市街へ入ったことになる。
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