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かじけ猫
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「午後からは予定あるらしかじけ猫」
このところ夜遊びに忙しい猫
夜な夜な徘徊に精力的です
猫たちも春が来たらしい
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見つめる先に・・新たな命かも
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蕗の薹
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「じゃんけんぽん 最初はグー蕗の薹」
ようやく蕗の薹が名古屋市内でも
顔を出し始めました
堅いつぼみが少しずつほぐれてきています
春が近付いたという実感がします
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名古屋市内にある植物園にも
蕗の薹が顔を出しました
そのまだ幼い顔の写真です
やがていくつもの芽が
一斉に目覚めると賑やかになります
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気弱な人
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大人の童話 第８回
道を歩いていると
目の前に思いがけないものが落ちている
「おっ」
とかいいながら スッと拾える人と
迷いながら拾えない人がいる
一度通り過ぎてしまうと
もう簡単には拾えない
そして誰かが 「おっ」
とか言って あっさり拾われてしまう
もうじきバレンタイン
絶対会える時間に絶対会える道で待っている
そしてすれ違う時に
「これっ」
と言って手渡すつもりが言えない
明日でもいいか
今日渡せないものが 明日渡せるわけがない
そして
他の誰かが先に
「これっ」
って渡してしまう
こんなことを繰り返す気弱な人
きっと
ケッペキ館のシュウチ神と
暮らしているんだねきっと
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私などは歯医者さんで
沢山神経抜いたから～～無神経？
落ちているもので
そっと手渡されるもので
直ぐにさっさと手にしてしまう
かわいらしい心も
羞恥心いっぱいの女性も男性も
少なくなった気がする
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春の虹
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「春の虹こころも同じ虹が出る」
雨予報の空
降ったりやんだりの不安定な空に
突然虹がうっすらと出た
そしてしばらくしてまた消えてしまった
春の虹を見ると良いことの知らせとか
この虹を見た人はきっと少ないだろう
瞬間的に近い時間でしか見られなかった
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何かいいことあるといいな
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つつぬけ
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大人の童話 第７回
「誰にも言ってはだめだよ」
「うん 言わない」
「ほんとだよ 絶対言っちゃだめだよ」
「うん 絶対言わない」
「ほんとに ほんとだぞ」
「うん ほんとに ほんとに誰にも言わない」
これ以上 約束を固く結ぶ言葉は
他には見つからない
だから 二人だけの話をした
「誰にも見せちゃだめだよ」
「うん 見せない」
「ほんとだよ 絶対見せちゃだめだよ」
「うん 絶対見せない」
「ほんとに ほんとだぞ」
「うん ほんとに ほっとに 誰にも絶対見せない」
もうこれ以上 裏切りをしないという
約束を誓わせる言葉は見つからない
だから 手紙を書いた
ところが そんなこと信じるものが笑われる
女性には男性の
想像もつかないような
心関係を結んだ女性友達が
必ず一人はいる
そして
これらのことは
時間もかからない間につつぬけになる
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子供のころから
一度は経験があるでしょう～～
写真はモデルさんをお借りしました
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待春
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「待春の胸にしまってある言葉」
もう春がすぐそこと思った日が
二歩も三歩も下がってしまったような
寒い日が続いている
でも日差しは日増しに
暖かさを感じる
いつの間にか春を
やっぱり～～
待ち焦がれているんだね
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その日が来ればやってくるよと
そっけない言葉で
春など気にもしてないふりのスタッフ
このところ寒い寒いの連発
早く春にならないかなあァなどと
思わず口走った
やっぱり春待ってるんだって
上げ足をとる
みんな大笑い
やっぱり春は笑いがついてくるものらしい
マンサクの花が見ごろ
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五感
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「研ぎ澄ませ五感を生かせ春きざす」
春になると必ずと言っていいほど
ぼっとしてる
おまえは一年中だ～などと
悪態をたれながら
確かに・・暖かくなると集中力に欠ける
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ミスがあったり新人に気を取られたり
集中力持ってみんな頑張ろう
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本棚
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「本棚に菜の花飾り古事記読む」
菜の花がようやく庭にも目を出し花が開いた
淡い黄色が目に優しい
季節の花としてみる
菜の花
もともとは観賞用ではなかったけれど
観賞するために植えると
なぜか素敵な花に見えてくる
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日差しがますます・・暖かさを感じる
朝夕の風気温はまだまだ低いけれど
日差しや菜の花を見ていると
寒さを忘れてしまう
時折スズメが菜の花をついばみにくる
雀も菜の花を食べて春を感じているようだ
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小切手
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大人の童話 第６回
独身の頃
旅先である人に出会った
お互いに住所を交換して
手紙を書く約束をした
旅行から戻っても
その人のことを忘れたことはなかった
でも・・手紙を書かなかった
向こうから先に来るだろうと思ったのと
仕事でついつい書きそびれていた
結局手紙は来なかった
旅の思い出が薄れてきても
その人のことはよく覚えていた
紙切れに書かれた住所と名前を見て
今日こそは手紙を書こうと
しかし急な用事などでまたまた書けなかった
あの人はもう
僕のことを忘れているだろうな
時間が過ぎるほど不安が募りはじめた
色々考えた末に
二人で民芸店で買った
子供銀行のお金セットの中に
小切手帳（メモ帳になってる）があった
その額面のところに
遅れた分の延滞金として
「遅くなってごめんと・・」
気持ちをこめて書いて送った
数日して返信の手紙が来た
開封してみると
領収書と小さなハートを一つ書いた
メモが入っていた
「おつりです」と・・添え書きされて
その後は季節のたびに
メール交換が続いている
それ以来なぜか心が落ち着くようになった
旅の思い出
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子供のおもちゃが意外な仲介役
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ぬくもり
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「ぬくもりを感じたならば春の愛」
ぬくもりをますます感じるようになってきました
日差しばかりではなくて
吹く風にもどこかぬくもりがあります
ふと目にやる木々も
新芽が膨らんできています
その塀の角から
春が転げ出てきそうな日差し
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雛菊が咲いたよとメール
あまりの早さにびっくり
待ちに待った梅もようやく
ほころんで香りが漂います
新聞の折り込みチラシは
すっかり春の装い
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