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蕗の薹(フキノトウ)
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キク科の多年草 早春に川岸や田畑の土手など
毎年違った場所で発見して、こんなところにもあったと
見つけては春が来ていることを喜びます
土や折り重なった木の葉を押し上げて顔をお出します
これは、花茎で、大きな鱗状苞が重なっています
これが次第にほぐれて、小頭花が散房状に集まって開きます
雌雄があり、ふっくらとしているのは雌の花茎、雄の花茎は細い
植物園にも咲くのですが、見つけた翌日また写し直しに行くと
もう摘まれていて跡形もなくなっています
植物園ですからちぎって持って行くのはやめてほしいものですが
平気で持って帰って食すんですね・・さぞや苦いだろうと(笑)
小川の土手に咲くフキノトウは早春の水音を交えて音楽的です
「見つけたる夕日の端の蕗の薹」 柴田白葉女
「長病みの母に摘みけり蕗の薹」 青柳照葉
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