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週末コラム 14
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紅一点とはどんな花かごぞんじですか?
以前にも書いたかもしれないけれど
昨日また話題になったのでここでも話題にしてみます
「紅一点」といえば
男性多数の中に女性が一人混じってる様子です
もちろん女性を花にたとえたものですが
もともとは草原の中に花一輪が咲いていた情景を表した言葉
ではその「紅一点」とは何の花?
「立てばシャクヤク、座ればボタン」というくらいですから
女性にたとえられるんだから、牡丹や芍薬と思いがち?
実はこの花は「ザクロ」の花なんです
なぜそれが分かるかといえば
この言葉は宋代の詩人王安石の「石榴詩」が出典になっているそうです
石榴詩
万緑叢中紅一点
動人春色不須多(人を動かすに春色多く用いず)
一面の緑の草原に一つだけ赤い花が咲いている
春の景色はこれだけのことで、人を感動させてしまう・・といった意味
石榴は中国をはじめ、世界中で広く栽培され
深紅色の実をつけ、花は赤、白、赤白などいろいろ
中国やヨーロッパではおもに食用として栽培されてます
紅一点に思わぬ意味があって
雑学問題になり、人に教えたくなりませんか(笑)
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