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寒雀
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カラスが朝暗いうちから鳴き声を上げて
朝日が窓辺に挿す頃
ようやくチッチチと朝の挨拶に来る
実際は餌を求めてやってくるのではあるけれど
なんとなく毎日同じ時刻に顔を合わせるから
気心があってきたように錯覚してしまう
餌をやるときの勝手な会話?(一人しゃべり)が楽しい
寒さに羽を目いっぱい膨らませて・・
着膨れしたどこかのお嬢様のような仕草で一列に並んで待っている
餌が少し遅れるともう餌箱の側でホバリングして
早く早くと急き立てる
都会に雀が減少していると新聞に出てから
少し餌付けしてでも数を増やすようにしているせいか
年々数が増えてやってくる
「とび下りて弾みやまずよ寒雀」 川端茅舎
「寒雀短き主婦の午後終わる」 梅田実三郎
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