その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

鏡開き

2013年01月11日 | Weblog

 

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鏡開き

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年末、年神様にお供えした鏡餅を下げていただく正月行事

武家の男子は具足(甲冑)に、女子は鏡台に供えたものを食べました

古くは20日の小豆粥に入れたりもしましたが

現在では、おもに1月11日に行う、4日、6日の地方もあります

白くて丸い餅を刃物で切ることは、切腹を連想させるため

鏡餅を包丁で切りわけることを忌嫌い、手や槌で割ります

三種の神器をかたどったとされる鏡餅は

「割る」という言葉を避けて「開く」といい

開いた餅は汁粉や雑煮に入れます

昔ながらの鏡餅は、冬の乾燥でひびが入るので

それを頼りに開いたものです

「野の雲のまばゆき鏡開きかな」 友岡子郷

「これとても姑(はは)の役目ぞ鏡割」 佐保田乃布

 

 

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