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鏡開き
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年末、年神様にお供えした鏡餅を下げていただく正月行事
武家の男子は具足(甲冑)に、女子は鏡台に供えたものを食べました
古くは20日の小豆粥に入れたりもしましたが
現在では、おもに1月11日に行う、4日、6日の地方もあります
白くて丸い餅を刃物で切ることは、切腹を連想させるため
鏡餅を包丁で切りわけることを忌嫌い、手や槌で割ります
三種の神器をかたどったとされる鏡餅は
「割る」という言葉を避けて「開く」といい
開いた餅は汁粉や雑煮に入れます
昔ながらの鏡餅は、冬の乾燥でひびが入るので
それを頼りに開いたものです
「野の雲のまばゆき鏡開きかな」 友岡子郷
「これとても姑(はは)の役目ぞ鏡割」 佐保田乃布
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