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土曜トピックス 32
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呉服屋さん
どうして和服屋さんといわないのだろう
肉は肉屋さん魚は魚屋さん
洋服は洋服屋さん
でも和服は呉服屋さん
そもそも呉服って何?
古代、貴人の服は中国大陸の呉の国から来た
帰化人たちが織っていたそうです
はじめは「くれはおり」と呼ばれていたものが
次第に「呉服」といわれるようになったそうです
「呉の国の人が作る着物」これが呉服
そして、それを売る店が「呉服屋」ですが
最初は反物を売るだけで
江戸時代には絹の反物専門店に限って
「呉服屋」と呼び、呉服屋の若旦那といえば
ちょっとしたお大尽だったようです
それが時代が下るにつれて絹以外の反物
既製服を扱う店も含むようになり
つまり着物全般を扱う「和服屋」全体を指すようになった
調べてみると面白いことが分かるね
(画面隅のブックマークからも行けます)