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金雀枝(えにしだ)
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マメ科の落葉低木
日本には古く延宝年間(1673~80)に
オランダから渡来しました
庭園に植えられたり生け花にされたりしています
初夏の光に映えて明るい花ですが
賑やか過ぎて日本の花ではないことが一目でわかる気がします
緑色の細い枝にびっしりと蝶形の花が連なります
俳句の5月の季語にもなっています
「えにしだの夕べは白き別れかな」 臼田亜浪
「金雀枝に雨上りたる日射しあり」 高木晴子
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