その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

土曜トピックス 30

2012年05月12日 | Weblog

 

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土曜トピックス 30

 

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霧(きり) 靄(もや) 霞(かすみ) 朧(おぼろ)

これらを説明できますか?

霧は水蒸気が凝結して小さな水滴となり

地表近くの大気中に浮かんでいる現象です

これが昇華して氷の結晶になる場合を霧氷とよびます

霧の中には放射霧、移流霧、蒸気霧と呼ばれ

冷え方で呼び名が変わります

また発生する場所によっても表現のされ方が変わります

山霧、海霧、湖霧、川霧、盆地霧、都市霧

時刻によって朝霧、夕霧、夜霧

気象観測では見通せる距離が1000m未満を「霧」

それ以上を「靄」と呼んでいます

そして気象観測用語には「霞」というのはないそうです

俳句歳時記では

霧は秋の季語 春の霧は「霞」

 夜の霞は「朧」と区別しています

また中国の詩や諺に出てくる霞は朝焼け、夕焼けのことです

 

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