その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

はなずおう

2012年05月11日 | Weblog

 

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紫荊(はなずおう)

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江戸時代にやってきた中国原産の花

もっぱら庭木として栽培されていて葉に光沢あり

花よりも先に薄紫の小花が咲きます

別にアメリカハナズオウやセイヨウハナズオウがあります

セイヨウハナズオウはキリストを裏切ったユダが

首をくくった木とされ「ユダの木」とも言われます

 

遠目に見ても鮮やかな色合いの花ですが

晩春の季語にもなっています

季語では紫荊(はなずおう)と書きます

また「蘇枋(ずおう)の花」という使い方もします

 

「花よりも蘇枋に降りて濃ゆき雨」 後藤比奈夫

「風の日や煤ふりおとす花蘇枋」 瀧井孝作

 

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