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初冬
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「初冬」は冬を三区分したうちの
初めの冬にあたります
次が「仲冬(ちゅうとう)」「晩冬」を迎え
総じて三冬(さんとう)と呼びます
陰暦十月の別称でもあり
立冬を過ぎたころから小雪までの期間を言います
「初冬」「上冬」「孟冬」「冬の始」ともいいます
冬になり始めるこの頃はまだ晩秋の風情が残り
寒さもさほど強く感じません
とはいっても朝夕の空気は凛と張りつめ
外に出ればおのずと身も心も引き締まってきます
あるものは冬眠の蓄えに
あるものは麦蒔きに
冬を迎える万物がその支度に終われ
白い気を吐きながら忙しく動き回る頃となります
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万両の実も色がついてきました
「初冬の木をのぼりゆく水のかげ」 長谷川双魚
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