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紅葉 1
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晩秋から初冬にかけて落葉樹の葉が
赤や黄色に色付くことをいいます
楓がよく知られていますが
漆(うるし)、銀杏(いちょう)、欅(けやき)、柿なども
色とりどりに紅葉します
野山の雑木が紅葉したものを「雑木紅葉(ぞうきもみじ)」といいます
紅葉、黄葉と書いてどちらも「もみじ」と読みます
古代では紅葉することを「もみつ」「もみづ」 といい
名詞化して「もみち」となり平安時代に「もみぢ」と
濁点がついていまの「もみじ」になりました
寒暖の差が激しい時期 露や時雨の冷たさに
揉みだされるように色付くことから
「もみづ」となったとも言われています
春の桜とともに秋の紅葉は古人も好み
多くの詩歌に詠まれました
全国の紅葉の名所は行楽客でにぎわいますね
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「手に拾ふまでの紅葉の美しさ」 和田順子
本来ならもう紅葉真っ盛りなんですが
ことしは少し遅れています
写真はまだこれからという紅葉の始まりです
(画面隅のブックマークからも行けます)