***
冷ややか
***
爽やかを通り越して何となく感じる冷気
公園のベンチに腰を下した瞬間や板の間に出た足の感覚
ふと感じる冷たさはもうあの夏の暖かさは
どこにも感じられませんね
気がつけば解放されていた部屋のドアーも
しっかりと閉められています
いつの間にか身のまわりには
秋がしっかりと入り込んでいます
このふと気付く秋の冷たさも
歳時記では詠まれています
「影といふ影秋冷を置きそめし」 山内山彦
「冷やかに停年の肩ありき」 星野椿
「覚悟してゐしことなれど秋冷ゆる」 稲畑汀子
写真だけの別ブログ
FocusTime5
(画面隅のブックマークから行けます)