生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

最初の症状 part3

2008-11-30 16:11:17 | 移植まで

入院生活もある程度落ち着くと、点滴以外の時間は思いっきり暇になります。

前回もアップしましたが、入院した病院は田舎の病院でしたので、入院患者さんの平均年齢は60-70歳程度。

朝4時には、皆さん行動開始し・夜8時には就寝で真っ暗という状態。

さすがにこの生活リズムには、なかなかなじめませんでしたが、不思議と2週間もすると、このリズムが当たり前で、社会の生活の時間帯など気にならないように変化しました。

暇な時間は、ロビーでおじいちゃん・おばあちゃん達と あの先生は・・・・ あの看護師は・・・・ 外来は・・・・など病院の品評会が始まります。

自分が医学生であることは、伏せていたので隠し事なくお話できました。

このときの経験が、後に大いに役立つこととなるとは、思っていませんでした。