生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

アメリカ出張行ってきました-2

2018-03-25 15:02:34 | 胆管狭窄のメンテナン...
 シカゴのオヘア空港について簡単に説明します。

 下の写真のように、1/2/3/5ターミナルと4つのターミナルを持った巨大空港で、United Airのハブ空港の役割を担っています(ものすごく大きい)。



 海外からの飛行機は入国審査が、第5ターミナルでしかできないためすべて第5ターミナルに到着します。私たちが乗った成田からのUnited Airの飛行機は、定刻通りに第5ターミナルに到着しました。飛行機から降りてしばらく歩くと、入国審査のゲートに到着します。アメリカ国籍の方とESTAで入国申請をした外国籍の方で2回目の入国の場合には、キオスク(自動入国手続き機)を使用した入国方法が可能で済みやかに終了しますが、一回目の入国の外国籍の旅客は、監査官のによる入国手続きとなります。



 写真の上側から飛行機より降りた乗客が来ますが、この図とは左右逆の向かって左側に外国籍で一回目の入国、右側がキオスクを使用した自動入国手続き機がある配置になっています。図では7個の検査官のブース(各ブース2名の検査官で2列ずつ審査可能)で14列の審査が可能ですが、私たちが並んだ時点では、1個のブースで2名の検査官のみ稼働でした。待っている乗客は、ディズニーランドのアトラクション前の行列状態で、遅遅として進みません。いらだった空気感が場内を包んでいます。

 30分・・40分と時間だけが経過していきます。列の手配をしている検査官に時間がないことを伝えても、らちがあかず、ただ順番を待ち続けました。少しずつ検査官の数が増え7名程度に増員されましたが、やはり物理的に足りないのは明らかです。

 4人での移動でしたが、機内の席の関係で入国審査待ちの順番も10分程度の開きが出てしまいました(結果的に、1人は間に合い、3人が遅れてしまったのです)。終了した順番に、手荷物のターンテーブルで、荷物を確保し、関税の検査(これは、ほとんど待つことはありませんでした)をうけ、再び国内線の手荷物カウンターで荷物を預ける必要があります。ここにも列が作られていました。

 ようやく自分たちの順番になると、受付の若いお姉さんがチケットをみるなり”急いで走りなさい。早く早く”と私にショッキングピンクのビラ(おそらく、乗り遅れそうな乗客に渡す目立った紙)を握らせ、背中を押してくれました。

 状況はわかっていたので、3人の仲間と走りました。この空港は以上に大きいため、ターミナルに移動はトラムという電車を利用します。乗り場でも5分程度の待ち時間・・・



 トラムに乗って第1ターミナルへ移動すると、そこには恐怖のセキュリティーチェックがあるのです。



その3へ続く・・・


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