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今日はかなり緊張高めの一日やったし、精神的に癒されたかったのだ~もちろん視覚的にも~。
盲目の脚本家のハリー・ケインは新聞記事で実業家のエルネストが亡くなった事を知る。その後、エルネストの息子がハリーを訪ね、自分の監督作の脚本をハリーに依頼。それをきっかけに、ハリーは封印していた過去に向き合う。今から14年前、失明する前のハリーは、新進監督マテオとして活躍していた。ある日、マテオはオーディションにやってきた美しい女性レナに心奪われる。しかしレナは、実業家エルネストの愛人だった…。

いや、ペネロペ目当てはそうなんだけど、ほんとうは新聞でこの映画のことが紹介されていて、この映画の描きたいテーマにもかなり興味が湧いていた。
前半はルイス・オマール演じるハリー・ケインとペネロペ・クルス演じるレナが別々に描かれていて、この二人はいったいぜんたいどうなっていくの~??
さらに物語の舞台は2008年と1994年、だから複雑だ~。
二人が絡み合ってきてからはストーリーはいいテンポで進展、前半にまぶされていた伏線が上手く展開していくのでミステリー的なお話となっていく。
って、なんだか深~い感じのお話のように書いているけど、それはそれでスペイン映画、ラテン系ですのでそのへんは「よろしく!ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪」ってとこです。(スペインの映画って韓国映画っぽい軽さがあるね~、この作品だけ?)

Vanilla Skyでがちょ~んってやられたけど、エレジーで完膚無きまでに惚れちまったよ~。
それでも恋するバルセロナが見れなかったのが残念だったけど、やはりこの映画でも綺麗で可愛かった!え?
そんな彼女は1974年生まれの35歳なんだって!魔女だ~!
映画の中に映画が登場する、その劇中映画の中でのペネロペ・クルスの扱われ方がほんとうに素敵だった。
映画ってのはそうなのかなあってのを、ふと感じたなあ。

二人が逃避行したところのビーチでは風波のチョッピー波ながら腰~胸くらいの波が割れていたし、水着姿でサーフィンスクールをしているシーンもあった。FAMARAという地名らしいので調べてみたら、しかし話しの流れ的には車で行き来が出来る距離なような気もするし、だからバルセロナ郊外にそのような地名の海辺の街があるから最初はそこだと思った。しかし大の大人の二人が世を捨てて逃避行したとしては、あまりにもバルセロナからは近すぎるよな、しかも実業家で大富豪エルネストの捜索の目からも隠れなくてはならない。そのうえ水温が低いであろう地中海でウェットスーツを着ないで波乗りが可能なんだろうか?で、いろいろ調べてみたら、どうもイベリア半島から南西に1,000 km、アフリカ大陸の北西より大西洋沖125kmに位置するカナリア諸島を構成する島のひとつであるランサローテ島のようだ。それならなっとくだ、ビーチの雰囲気、波の形からみて直感的に(というより長年の経験から)きっと北向きの浜に入る北からの波のような気がしていたんだ。
この映画で、ハリーが初めてペネロペに会った時の彼女の美しさに思わず、目を見張ってしまいました。それと、ペドロ監督の映画愛といったものを強く感じました。
それでは、またよろしくです。
まさにそんな映画でした(笑)
ペネロペってほんとに官能的です。
そんな彼女を生かし切っていたと思える映画でした。
こちらこそまたよろしくですm(__)m