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労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

ミッシング 石原さとみと青木崇高の素晴らしい演技だけが心に残ったってのでいいのだろうか…

2024-05-31 | 🎥いい映画観てますか?(邦画)

【🎦13 2024/5/25鑑賞】 沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。


 吉田恵輔監督が石原さとみを主演に迎えたヒューマンドラマ、失踪した娘を捜す母親が焦りや怒り、夫婦間の溝、インターネット上での誹謗中傷などにより心をむしばまれていくということを描いた映画。
ミステリーだと思って観たが、そうではなくて、子どもを失った母親の歪んでいく胸の内と、そこに絡めらる人々の葛藤を、淡々と描く、という作品だった。


 石原さとみの怪演には目を見張る。
狂気スレスレの感情へといたる過程は密にして凄まじく、並々ならぬ緊張感に見入ってしまう。
一方で、青木崇高演じる父親目線で見たときには、狂妻に振り回され、折れそうになりながらも必死に持ちこたえる踏ん張り、そして慟哭、こちらもたいへんな演技力だ。
様々に考えさせられた本作のテーマではあったけど、正直、この2人の演技力だけが心に残っただけになってしまったのはどうなのだろう…。
けっきょく、心をザワつかされただけだったってのは、ちょっと残念かも…。

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