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労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

2021年8月に読んだ本

2021-09-18 | 📖いい本読んでます?
8月の読書メーター 読んだ本の数:10 読んだページ数:3390 1日のページ数:109

民王 (文春文庫)民王 (文春文庫)
読了日:08月03日 著者:池井戸 潤
夢かうつつか、新手のテロか? 総理と息子の非常事態が発生――。「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ! 」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!? 謎が謎をよぶ、痛快政治エンタメ。☆☆★ 遠藤憲一×菅田将暉のテレビドラマをずいぶん前に見たが、原作よりドラマのほうがおもしろかった!?今の総理大臣は誰と入れ替わってるんやろ?

紫式部の欲望 (集英社文庫)紫式部の欲望 (集英社文庫)
読了日:08月06日 著者:酒井 順子
日本で最も古く、最も有名な恋愛長編小説、『源氏物語』。30歳を過ぎて原文で読み始めた著者は、ある時、思う。「これは、作者である紫式部が、秘めた『欲望』を吐き出すために書いた物語なのでは」と。「秘密をばらしたい」「ブスを笑いたい」「専業主婦になりたい」などなど、20の「欲望」から読み解く、まったく新しい『源氏物語』解説書。古典がぐっと身近になる、笑いとうなずきに満ちたエッセイ集。 ☆☆★ 年度も何度もチャレンジしては途中で挫折している「源氏物語」を改めて読みたくなった。が、やはり読了する自信がない…。

新装版 竜馬がゆく (8) (文春文庫)新装版 竜馬がゆく (8) (文春文庫)
読了日:08月11日 著者:司馬 遼太郎
慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。―時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどりつく。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように…。☆☆☆ 竜馬が生きていたら、明治はもっと違う時代になっていたし、現在の日本も変わっていたのだろうな…。

森家の討ち入り (講談社文庫)森家の討ち入り (講談社文庫)
読了日:08月16日 著者:諸田 玲子
津山森家の改易後、備中国西江原森家の当主となった長直に、弟・式部衆利から文が届く。そこには、吉良邸に討ち入った赤穂四十七士に、森家に縁のある三人の浪士がいると記されていた。彼らはかつて式部のもとで、御犬小屋の築造に従事していた。信念を貫き気高く生きた男女の姿が胸を打つ、新たな忠臣蔵の傑作。☆☆☆ ほんとうに忠臣蔵は奥深い!津山藩森家出身の赤穂義士、神崎与五郎・茅野和助・横川勘平をめぐる女性たちの3話が中心だが、その前後の森家改易後の当主となった森長直と妻・お道の話が泣かせる。

([い]4-2)四十九日のレシピ (ポプラ文庫)([い]4-2)四十九日のレシピ (ポプラ文庫)
読了日:08月18日 著者:伊吹 有喜
妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。 ☆☆★ ラストは想像がつくねんけど、そんなことは関係なく、ほっこりしながら楽しく読み進んだ。泣きそうになる寸前で寸止めされるから…。

全身麻酔 (ぶんか社文庫 き 2-1)全身麻酔 (ぶんか社文庫 き 2-1)
読了日:08月21日 著者:霧村 悠康
国立O大学医学部付属病院。閉ざされた空間・手術室で一人の患者が執刀されていた。「この患者は誰なんだっ?」執刀医以下、その取り違えを知っているのは病院関係者たちのみ。全身麻酔の術中に覚醒してしまっていた患者を除いては…。医療現場の闇と権力抗争、そして生と死の狭間にゆれる患者を、現役医師が描き出した衝撃の本格医療サスペンス。☆☆★文章とか描写とか構成はもう一つながら、お話自体はリアリティがあってサスペンスフルで。いい脚本家がドラマにしてくれたらいいのに。

花嫁衣裳~江戸屋敷渡り女中 お家騒動記~ (だいわ文庫)花嫁衣裳~江戸屋敷渡り女中 お家騒動記~ (だいわ文庫)
読了日:08月22日 著者:桑島かおり
時は天保、武家屋敷も苦しい台所事情を抱えるご時世。必要な時だけ呼ばれる渡り女中・菊野。亭主は無職、姑は口やかましい。おまけに台所は火の車。べっぴんではないが愛嬌はある。気は小さいが背は高い。奉公先では次から次へとお家騒動が。イケメン切れ者の亭主、元敏腕女中の姑を巻き込んで…。シリーズ第一弾! ☆★★ 江戸版「家政婦は見た!」って、まんまやん。軽く読める時代劇コメディ(+微妙に人情もん)って感じ。

伊豆の踊子 (新潮文庫)伊豆の踊子 (新潮文庫)
読了日:08月25日 著者:川端 康成
旧制高校生である主人公が孤独に悩み、伊豆へのひとり旅に出かける。途中、旅芸人の一団と出会い、そのなかの踊子に、心をひかれてゆく。清純無垢な踊子への想いをつのらせ、孤児意識の強い主人公の心がほぐれるさまは、清冽さが漂う美しい青春の一瞬……。ほかに『禽獣』など3編を収録。☆★★ 孫と一緒に図書館に行ったから借りてみた。何度も伊豆に行ったり天城越えしているのに、この作品は読んでなかったから。しかし、こんなお話だったとは!まったく想像していたものと違う。

生還 (角川文庫)生還 (角川文庫)
読了日:08月29日 著者:ニッキ・フレンチ
目覚めた時、アビーは正体不明の男に監禁されていた。暗闇で手足は縛られ、死を待つ獲物さながらに。どうして囚われたのか、恐ろしいことに記憶もない。悪夢、だがこれは現実。理性を振り絞り、命からがら脱出するが、悪夢はまだ終わらない―事件の真相も犯人も闇の中なのだ。失われた平穏と記憶を取り戻すため、孤独と恐怖に抗いながらアビーは犯人を追い始める。心理サスペンスの名手が圧倒的筆致で魅了する緊迫の500頁。☆★★ たしかに心理的サスペンスのジャンルなのだろうけど、その設定がちょっとお腹に落ちにくい。う~ん…。

ママの狙撃銃 (双葉文庫)ママの狙撃銃 (双葉文庫)
読了日:08月31日 著者:荻原 浩
「もう一度、仕事をしてみないか」。二人の子どもにも恵まれ、ささやかながら幸せな日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃にアメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。格闘技、護身術、射撃、銃の分解・組立…。そう、祖父の職業は暗殺者だったのだ。そして、曜子はかつてたった一度だけ「仕事」をしたことがあった。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。 ☆☆★ とんでもなく悲惨で劇的な話を、日常生活の描写によってコミカルにさ読ませてしまう、この、荻原ワールドは恐ろしい。

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