
【12 うち試写会2】今日から金曜まで,岩手県花巻でお仕事~( ̄。 ̄;)
北宇治高等学校吹奏楽部所属の鎧塚みぞれと傘木希美は、それぞれオーボエとフルートを担当する親友同士。高校3年生の二人にとって最後の出場となるコンクールで選ばれた自由曲「リズと青い鳥」には、オーボエとフルート掛け合いのソロパートがあった。希美はその曲が自分たちのようだと無邪気に話していたが……。

『映画 「聲の形」』などの山田尚子が監督を務め、武田綾乃の青春小説「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏学部、波乱の第二楽章」をアニメーション化、高校最後の年を迎えた2人の少女が過ごす日々を映し出すという映画。
試写会にて鑑賞、まったく予備知識なく、そして展開の遅さと何を描こうとしているのかまったく理解不能で、実は、途中で席を立とうかと思ったほどだったが、見終わった後の感想としては「いい映画を観た」ということだった。

童話「リズと青い鳥」の話に重ねて、希美とみぞれ二人の岐路を切なさと儚げさな雰囲気で描きつつ前向きな気持ちにさせてくれる展開。
とても丁寧な描写、物語性はないが、仲の良い友達とずっと一緒にいたいという気持ちが、ほんとにきめ細かく描かれていた。
試写会でないと絶対に観なかったが、いい映画だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます