今日は仕事、関西の東の浜は波が上がりそうです
昨日の朝日新聞の夕刊で「入浜権」なる言葉を初めて知った。
入浜権宣言 昭和 50年 2月 21日
古来、海は万民のものであり、海浜に出て散策し、景観を楽しみ、魚を釣り、泳ぎ、あるいは汐を汲み、流木を集め、貝を掘り、のりを摘むなど生活の糧を得ることは、地域住民の保有する法以前の権利であった。また海岸の防風林には入会権も存在していたと思われる。われわれは、これらを含め「入浜権」と名づけよう。今日でも、憲法が保障する、よい環境のもとで生活できる国民の権利の重要な部分として、住民の「入浜権」は侵されてならないものと考える。
しかるに近年、高度成長政策のもとにコンビナ-ト化が進められ、日本各地の海岸は埋立てられ自然が大きく破壊されるとともに、埋立地の水ぎわに至るまで企業に占拠されて、住民の「入浜権」は完全に侵害されるに至った。多くの公害もまたここから発している。
われわれは、公害を絶滅し、自然環境を破壊から守り、あるいは自然を回復させる運動の一環として、「入浜権」を保有することをここに宣言する。
というものです。
この宣言のつくられた背景は、『1960~70年代、高度成長経済政策によって、全国の自然の海岸は埋め立てられて工場になり、自然が大きく破壊されるとともに、埋立地の水ぎわに至るまで企業に占拠されて、そこから多くの公害が発生した。そうした中で、「古来、海は万民のものであり、海浜に出て散策し、景観を楽しみ、魚を釣り、泳ぎ、あるいは汐を汲み、流木を集め、貝を掘り、のりを摘むなど生活の糧を得ることは、地域住民の保有する法以前の権利であった(入浜権宣言から)」との主張が兵庫県高砂の市民からなされ全国的な「公害を絶滅し、自然環境を破壊から守り、あるいは自然を回復させる運動(入浜権宣言から)」へ、さらに法律学、民俗学、社会学、環境計画学など学際的な学者の協力を得てユニークな運動に発展した。今日その主張は親水権とも呼ばれ環境権の一部として常識となり、コモンズということでも定着してきている。』とのこと。(引用 入浜権運動サイトより)
これ、サーファーは、みんな感じていることですよね
なんで日本中、すべての海辺に立ち入ることが出来なんだろう・・・
企業の工場や倉庫、火力発電所や原子力発電所、護岸設備や防波堤、防潮堤なんかで海自体に近寄れなかったり。
せっくの浜を、テトラポットの投入や護岸工事で自然とはかけ離れた醜いものに変えられてしまったり。
それも人間が生きていくために、必要なことでもあるんかも知れないけど、行き過ぎている気がすることもあるし、人の目に触れない場所の海がいったいどうなっているのか、チェックする術もない。
ちぐはぐな工事も多いです。
上流の川の砂防工事やダム工事で、砂が海に流れ込まなくなったので、浜が痩せていく→浜が痩せると防波堤を作る→ますます砂浜が痩せるのでテトラポットを入れる→砂が付きすぎて航路が浅くなる→砂を掻き出す→ハマグリが取れなくなった→次の対策は・・・?????
こっちの自治体の浜が痩せたので流砂防士対策をする→隣の自治体の砂浜が痩せ出す・・・?????
こっちの自治体の防波堤工事をする→隣の自治体の港が砂で埋まる・・・????
日本のテトラポットほど美的感覚のないものは無いよねって昔から思っています。(土木工学科で設計図書く練習には超強敵な工芸美ですが)
日本が援助してモルディブに沈めたテトラポットは、市民から大ブーイング
なんですよね。
Keep Our Sea!

昨日の朝日新聞の夕刊で「入浜権」なる言葉を初めて知った。
入浜権宣言 昭和 50年 2月 21日
古来、海は万民のものであり、海浜に出て散策し、景観を楽しみ、魚を釣り、泳ぎ、あるいは汐を汲み、流木を集め、貝を掘り、のりを摘むなど生活の糧を得ることは、地域住民の保有する法以前の権利であった。また海岸の防風林には入会権も存在していたと思われる。われわれは、これらを含め「入浜権」と名づけよう。今日でも、憲法が保障する、よい環境のもとで生活できる国民の権利の重要な部分として、住民の「入浜権」は侵されてならないものと考える。
しかるに近年、高度成長政策のもとにコンビナ-ト化が進められ、日本各地の海岸は埋立てられ自然が大きく破壊されるとともに、埋立地の水ぎわに至るまで企業に占拠されて、住民の「入浜権」は完全に侵害されるに至った。多くの公害もまたここから発している。
われわれは、公害を絶滅し、自然環境を破壊から守り、あるいは自然を回復させる運動の一環として、「入浜権」を保有することをここに宣言する。
というものです。
この宣言のつくられた背景は、『1960~70年代、高度成長経済政策によって、全国の自然の海岸は埋め立てられて工場になり、自然が大きく破壊されるとともに、埋立地の水ぎわに至るまで企業に占拠されて、そこから多くの公害が発生した。そうした中で、「古来、海は万民のものであり、海浜に出て散策し、景観を楽しみ、魚を釣り、泳ぎ、あるいは汐を汲み、流木を集め、貝を掘り、のりを摘むなど生活の糧を得ることは、地域住民の保有する法以前の権利であった(入浜権宣言から)」との主張が兵庫県高砂の市民からなされ全国的な「公害を絶滅し、自然環境を破壊から守り、あるいは自然を回復させる運動(入浜権宣言から)」へ、さらに法律学、民俗学、社会学、環境計画学など学際的な学者の協力を得てユニークな運動に発展した。今日その主張は親水権とも呼ばれ環境権の一部として常識となり、コモンズということでも定着してきている。』とのこと。(引用 入浜権運動サイトより)
これ、サーファーは、みんな感じていることですよね

なんで日本中、すべての海辺に立ち入ることが出来なんだろう・・・
企業の工場や倉庫、火力発電所や原子力発電所、護岸設備や防波堤、防潮堤なんかで海自体に近寄れなかったり。
せっくの浜を、テトラポットの投入や護岸工事で自然とはかけ離れた醜いものに変えられてしまったり。
それも人間が生きていくために、必要なことでもあるんかも知れないけど、行き過ぎている気がすることもあるし、人の目に触れない場所の海がいったいどうなっているのか、チェックする術もない。
ちぐはぐな工事も多いです。
上流の川の砂防工事やダム工事で、砂が海に流れ込まなくなったので、浜が痩せていく→浜が痩せると防波堤を作る→ますます砂浜が痩せるのでテトラポットを入れる→砂が付きすぎて航路が浅くなる→砂を掻き出す→ハマグリが取れなくなった→次の対策は・・・?????
こっちの自治体の浜が痩せたので流砂防士対策をする→隣の自治体の砂浜が痩せ出す・・・?????
こっちの自治体の防波堤工事をする→隣の自治体の港が砂で埋まる・・・????
日本のテトラポットほど美的感覚のないものは無いよねって昔から思っています。(土木工学科で設計図書く練習には超強敵な工芸美ですが)
日本が援助してモルディブに沈めたテトラポットは、市民から大ブーイング

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