昨日・今日と伊豆へ出張。
常夏のパラオ→豪雪の丹後→コートの要らない伊豆→寒い大阪と、温度の激変状態に身体が大混乱起こしそうです・・・。
さてパラオ報告の続き(2月1日後半です)。
最後の波乗りを終えて、荷物パッキングのため早々に上陸。
サーフボードからスケッグやリーシュコードをはずし、ヤップ島での荷物放り投げ場面を頭に浮かべつつ

しっかり厳重にパッキング。
珊瑚の化石化したシャコ貝は、慎重にウェットスーツやら服に厳重にくるんで、クーラーバッグの中に。
そしてボードケースのテールのところの隙間に押し込んだ。
ここが一番、板にも影響がないはず。(これが後でややこしい事になるとはこのときにはつゆとも知らず)
島さんが

迎えに着てくれる前に、ちょっと買い物。
大きなスーパーマーケットが在るらしく、そこに行ってみた。
絶対に貰っても嬉しくなさそうな、派手派手南国熱帯らしい、パラオの文字をグアムとかハワイとかバリに変えてもきっとちゃんとおみやげとして通用するような怪しいモノがいっぱい。
妹の子どもに街で来ても恥ずかしくなさそうなTシャツを苦労して選び、
うちの食べ物しか受け付けないうちの娘にはチョコレート。
クイックシルバー・リップカール・ラスティとかのサーフブランドが日本の半額くらいで、オージーウケしそうなんと、日本人ウケしそうなんと、極端に違うデザインのラインナップで品数豊富。
服は充分、現地調達出来るわ。
しかし、いっつも思うけど、ダイバーの好きな色遣いって、なんであんなに浮世離れしているのだろう・・・・。
島さんが迎えに来てくれて、KCさんって方がやっている居酒屋さんに。
オーナーは昔はサーファーだったらしいけど、身体を壊して(循環器系の病気)で今はサーフィンが出来ないらしい。
お気の毒です

お店には、なかなか良い感じのロングボードが飾ってあった。
ここも日本食が日本より旨い!
それともう一つ驚いたのが従業員の多さ!
しかもみんなフィリピン人らしい。
そういえばあんまりパラオ人が飲食店で働いているのは見なかったなあ。
真偽のほどは定かでないけど、
パラオ人って、経営者にとっては非常に使いにくいとのこと。
勝手に祝祭日を作って「今日は何々の日だからお休み

」って連絡してくるのはまだいい方らしく、基本的には勝手に休むらしい(笑)
オフィスアワーは17時までらしいんやけど、なぜか帰宅の道路渋滞は16時30分ごろ。
みんな適当に早く帰ってしまうんだって。
ほんとかなあ。
でも、パラオ人が微笑ましいくらい、ノンビリで、いい加減なのは短い滞在期間でも肌身に感じた
お店で最後の夜を悲しみつつ、大爆笑しながら宴は進む。
お客さんが減ってきたのを待って、前日と今日、撮影して貰ったビデオを、お店のプロジェクターを使って上映会。
さすがに船の上から撮影したので、気を抜くと船酔いしそうやけど、特に僕の波乗りシーンがたくさん撮って貰えていたので、大満足

しこたま飲んで食って、飛行機の時間も迫ってきたのでホテルに帰って、車に荷物を積み込み空港に。
まずはチェックインと、荷物を預ける。
ちょうど団体さんも居なくて、並ぶことなく、カウンターに。
まず荷物のチェック。
すっごく貫禄のあるおばさま係員にボードケースを開けなさいって言われて「はーい

」ってにこやかにファスナーオープン。
ゴローン どかっ
クーラーバックが落ちた。
ニコニコ笑顔を崩さずに、彼女の視線がそこに行かないように、ボードケースのファスナーを片手で大げさな態度で全開にしつつ、片手でクーラーバックを彼女の手に渡る前に確保しようとした。
でも思惑通りにいかず、彼女の視線はそのクーラーバックに注がれていた。
「お願ーい

ボードケースの中を見てー

」って目でアピっても効果無し。
「この小さいカバンを開けなさい

」
さっきとはうって変わって、チビチビと開けていたら、中を覗いて、「ウェットスーツか」って聞かれて、「イエース


」って泳いだ目で元気よく返事。
「その奥には何が入っているの?めくってみて」
そろーっとめくったら、次の服。
「これは何?」
「マァイ アンダーウェア

スメル バぁぁッド

アンド ネクスト?」
「もういいわ

しまっても宜しい」
乗り切ったぁあ

別に問題はないとは思うけど、もし没収されたら嫌やもんね
次にチェックインでは、どうも新人さんらしい若い女の子の窓口になってしまって、友達通しなのにバラバラの席にされそうになるわ、サーフボードのエクストラフィーのクレジット決済が上手くできないわ、でエラく時間が掛かってしまった。
何度もパラオに来ている友人には、今までこんなに時間の掛かった人を初めて見たって言われるくらいに。
まあ誰でも新人さん時代はある!温かい目で見守ってあげなきゃね。
でもそれよりもムカついたのが、彼女が酷く泣きそうになるくらいに困って、先輩おばちゃん達に相談に行っても、全然誰もちゃんと教えてあげないの

何度も何度もいろいろな人に助けを求めていって、ようやく誰かが来てくれたら10秒で解決。
そんな光景が目の前で何回も巻き起こるから、そっちでだんだん切れそうになっていった自分が居た。
とにかくチェックインも済み、飛行機搭乗まで島さんと別れを惜しみ、時間が来たので

へ。
この後は、一瞬で日本に到着した。
なんせ、パラオでは離陸したのも知らずに、とっくに爆睡していたし、
グアムでのトランジット中も、グアムからの飛行機も離陸を覚えていない。
唯一覚えているのが、食事を運ぶワゴンが脚に当たったお陰で目が覚めて、食事にありついたことくらい。
食後も15秒後には夢の中で、最後に起きたら、中部空港着陸で耳が痛くなったとき。
疲れていたんだわ。
まあ、そんなこんなで、久しぶりの海外でのサーフィンツアーは終わりました。
次の機会に、パラオサーフィンまとめ編を書きます。
もう少し、パラオネタ引っ張りますね